感情と事実を分けるだけで心が軽くなる理由
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仕事・キャリアの悩み
職場でちょっとした出来事があると、
ずっと頭から離れないことはありませんか。
上司の一言。
同僚の表情。
メールの短い返信。
それだけで、
自分は嫌われているのではないか。
評価されていないのではないか。
そんな思いがぐるぐる回り続けることがあります。
でも実は、
多くの場合は
感情と事実が混ざっているだけ
ということが少なくありません。
今日は
感情と事実を分けるだけで
なぜ心が軽くなるのか。
心理学と脳の働き、
そして声紋分析の視点から
やさしくお話しします。
相談者事例
Dさん
40代女性
事務職
真面目で責任感が強い方です。
ある日、
上司に書類の修正を頼まれました。
その時の言葉は
少しここ直しておいて
それだけでした。
しかしDさんの頭の中では
自分の仕事はダメだった
期待されていない
またミスしたと思われた
そんな考えがどんどん広がっていきました。
その夜も
頭の中でその場面が何度も思い出され、
気持ちが沈んでしまいました。
カウンセリングで
その出来事を整理してみました。
まず事実を書き出します。
上司が修正をお願いした。
それだけです。
そのあとに出てきた
評価されていない
嫌われている
これはすべて
頭の中で生まれた感情や解釈でした。
Dさんは
事実は本当にそれだけなんですね
と少し驚いた表情をされました。
心理学の視点
心理学では
人は出来事そのものより
出来事の意味づけ
によって感情が動くと考えられています。
これを
認知と呼びます。
例えば
書類の修正をお願いされた
これは事実です。
しかし
自分はダメだ
これは解釈です。
この解釈が強くなると
不安や落ち込みが大きくなります。
逆に
修正をお願いされた
仕事の確認だった
そう考えると
感情は大きく変わります。
つまり
出来事よりも
考え方
が心の状態を大きく左右しているのです。
脳科学の視点
この仕組みは
脳の働きとも関係しています。
脳の中には
扁桃体
前頭前野
という場所があります。
扁桃体は
危険や不安を感じるセンサーのような場所です。
少しでも危険を感じると強く反応します。
一方で
前頭前野は
考える脳です。
事実を整理したり
落ち着いて判断する役割があります。
ストレスが強いと
扁桃体が過剰に働き
前頭前野の働きが弱くなります。
すると
もしかして嫌われている
きっと失敗した
そんな考えが広がりやすくなります。
だからこそ
事実は何かと整理することが
前頭前野を働かせることにつながります。
これだけで
脳の不安反応は落ち着きやすくなります。
声紋分析から見た傾向
声紋分析では
声の周波数から
感覚の使い方の傾向を見ることができます。
解析範囲は
32Hzから8192Hzです。
低周波
64〜512Hzは潜在意識。
高周波
2048〜8192Hzは顕在意識です。
Dさんの声には
聴感覚
イエロー〜ターコイズ
250Hz〜2kHz
対話 共感 協調この帯域が強く出ていました。
聴感覚が強い方は
相手の言葉や声のニュアンスに
とても敏感です。
そのため
言葉の小さな違い
声のトーン
そこから多くの意味を感じ取ります。
これは共感力の高さでもあります。
しかし同時に
相手の言葉を
深く受け取りすぎてしまう
という傾向も出やすくなります。
そのため
事実と言葉の解釈を分ける
この習慣があるだけで
心の負担がぐっと減りやすくなります。
疲れセルフチェック
次のような状態はありませんか。
上司の言葉を何度も思い出す
メールの短い返信が気になる
人の表情を深く考えすぎる
自分を責めることが多い
頭の中で同じことを繰り返し考える
3つ以上当てはまる場合は
心が少し疲れているサインかもしれません。
セルフケア
🟡思考の交通整理メモ
やり方
1 今日気になった出来事を書く
2 事実を書く
3 自分の感情を書く
4 考えを書き出す
効果
感情と事実を分けて整理できるため頭の中のぐるぐる思考が落ち着きやすくなります。
備考 エビデンス
認知行動療法の思考記録法に関する研究で思考の書き出しが不安や抑うつの軽減に役立つことが報告されています
厚生労働科学研究成果データベース
🟡U-LaLa446呼吸法
やり方
1 鼻から4秒吸う
2 4秒止める
3 口から6秒吐く
これを5分ほど続けます。
効果
自律神経が整い不安や緊張が落ち着きやすくなります。
備考 エビデンス
腹式呼吸と自然呼吸の違いによる自律神経への影響 片岡ら 2005 日本保健医療行動科学会誌
🟡小さな成功メモ
やり方
1 寝る前に今日できたことを3つ書く
2 できた理由を一言添える
効果
自己否定が減り自己肯定感が少しずつ回復します。
備考 エビデンス
感謝日記の継続が幸福感に与える影響 海保ら 2021 BMC Psychology
クライエントさんの声
最初は
上司の言葉を思い出すたびに
自分はダメなんだと思っていました。
書類の修正をお願いされたことが
ずっと頭に残っていたんです。
でもカウンセリングで
事実と感情を書き出してみました。
すると
事実は
修正をお願いされた
それだけでした。
私はそこに
評価されていない
嫌われている
そんな意味をつけていたことに気づきました。
カウンセラーの先生からは
聴感覚が強い人は
相手の言葉を深く感じ取る力がある
だからこそ
解釈を増やしやすいと教えてもらいました。
それから
事実と感情を書くメモを始めました。
最初はうまくできませんでしたが少しずつ頭の中が整理されていきました。
今は
あ 今これは事実じゃないかもしれないと気づけるようになりました。
まだ完璧ではないですが
前よりずっと楽です。
人の言葉を怖がることも減ってきました。
これからは
自分の感じ方を否定するのではなく
整理しながら
大切にしていきたいと思っています。
カウンセラー視点
感情と事実が混ざることは誰にでも起こります。
特に真面目な人
責任感の強い人
共感力の高い人
ほど起こりやすいです。
しかし
事実
解釈
感情
この3つを分けるだけで
心はとても落ち着きやすくなります。
これは
特別な才能ではなく
誰でも身につけられる習慣です。
まとめ
人の心は
事実ではなく解釈に強く影響されます。
だからこそ
事実は何かと一度立ち止まるだけで
心の負担は大きく変わります。
もし考えすぎてしまう
頭が休まらない
そんな時は一人で抱え込まなくても大丈夫です。
心の整理には
伴走してくれる人がいると
とても楽になります。
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