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相談できない人たちの思考癖を教えます

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仕事・キャリアの悩み

本当は、誰かに聞いてほしい。でも、言葉がのどで止まってしまう。

 

大丈夫です。

 

私がやります。

 

その一言を、今日も無意識に選んでいませんか。

 

迷惑をかけたくない。

 

心配させたくない。

 

弱いと思われたくない。

 

そうやって飲み込んできた気持ちは、どこへ行くのでしょうか。

 

相談できない人には、共通する思考の癖があります。

 

それは性格の問題ではありません。

 

長い間、がんばってきた証でもあります。

 

今日はその仕組みを、心理学、脳科学、そして声紋分析の視点から、やさしく紐解いていきます。

 

 

◾️相談者事例

Kさん。
38歳の事務職の女性です。

 

社内では調整役で上司と部下の間に立ち、空気を読み、先回りして動くようにしているそうです。

 

家庭では高齢の親の通院の付き添い。

 

自分の時間は後回しです。

 

周囲からは、しっかり者だね。頼りになるね。と言われることが多いそうです。

 

けれどKさんの本音は違いました。

 

本当は、誰かに少しでいいから支えてほしい。

 

でも、その言葉が出てきません。

 

ある夜、帰宅後に突然涙があふれてしまい理由ははっきりしません。

 

ただ、体が動かない。

 

何も考えたくない。

 

そのとき初めて、もしかして私は限界かもしれないと思いました。

 

 

◾️心理学解説

Kさんのような方に多いのが、過剰適応という状態です。

 

周囲の期待に応え続けるうちに、自分の気持ちよりも他人の都合を優先する習慣が身につきます。

 

断ると嫌われるかもしれない。

 

頼ると迷惑をかけるかもしれない。

 

こうした思考は、認知のゆがみの一つです。

 

特に、読心思考。

 

相手はきっとこう思っているに違いないと決めつけてしまう癖。

 

そして、過度の一般化。

 

一度断られた経験があると、もう二度と助けてもらえないと感じる。

 

こうした思考が積み重なると、自己効力感が下がります。

 

どうせ私がやるしかない。

 

結局、自分で抱えたほうが早い。

 

それは強さのように見えて、実は孤立を深めるサインでもあります。

 

 

◾️脳科学解説

では、脳では何が起きているのでしょうか。

 

まず扁桃体。

 

ここは危険センサーです。

 

ストレスが続くと、扁桃体は敏感になります。

 

相談するという行為が、拒絶される危険として処理されやすくなります。

 

次に前頭前野。

 

ここは冷静に考える司令塔です。

 

慢性的な疲労や睡眠不足が続くと、この部分の働きが低下します。

 

すると、迷惑をかけてはいけない。

 

断るのは悪いことだ。

 

という極端な思考を止めにくくなります。

 

さらに海馬。

 

記憶を整理する役割があります。

 

過去のつらい体験が強く保存されていると、脳はそれを未来にも当てはめます。

 

また同じことが起きる。

 

だから言わないほうが安全。

 

こうして、相談しないほうが安心という誤学習が起こります。

 

これは性格ではなく、脳の防御反応なのです。

 

 

◾️声紋分析から見る傾向

Kさんの6秒の声を分析すると、次の傾向が見られました。

・ 判断基準:聴感覚 イエロー〜ターコイズ 250Hz〜2kHz 対話 協調 共感

・ 行動基準:相手軸 ターコイズ あなたのために

・ 色帯域傾向ターコイズ優位 受容 順応性
  エメラルド傾向 聞く 協調 優しさ

 

聴感覚優位の方は、相手の声色や空気の変化にとても敏感です。

 

相手が困っていれば、すぐに気づきます。

 

だからこそ、自分の困りごとを後回しにします。

 

相手軸が強いと、あなたのためにというモチベーションが先に立ちます。

 

自分のためにというイエローのエネルギーが弱まると、相談するという行動が遠のきます。

 

優しさが強い人ほど、抱え込みやすい。

 

それがKさんの傾向でした。

 

 

◾️疲れのセルフチェックリスト

・ 頼まれると断れず、予定がどんどん埋まる。

・ 本当はつらいのに、大丈夫と言ってしまう。

・ 一人になると急にどっと疲れが出る。

・ 誰かに話そうとすると、言葉が喉で止まる。

・ 休みたいと思っても、まだ頑張れると自分に言い聞かせる。

・ 人の機嫌に強く影響される。

3つ以上当てはまる場合、それは心の休みサインです。
これは弱さではなく、がんばってきた証です。

 

 

◾️セルフケアの提案

🔴U-LaLa446 呼吸法

やり方:背筋を伸ばす。鼻から4秒吸う。4秒止める。口から6秒ゆっくり吐く。これを5分間続ける。

 

効果:副交感神経が働き、扁桃体の興奮が落ち着く。前頭前野が働きやすくなり、思考に余白が生まれる。

 

備考:片岡ら 腹式呼吸と自然呼吸の相違による自律神経系への影響 2005年 日本保健医療行動科学会誌。ゆっくりした呼吸で心拍変動が増加し、副交

感神経活動が高まることを報告。

 

🔴感情ラベリング

やり方:今の気持ちを1語で書く。不安70%、疲れ80%など強さも数字で表す。

効果:感情と自分の間に距離が生まれ、衝動的な我慢を減らす。

備考:認知行動療法の感情記録法。厚生労働科学研究成果データベースにて、感情の言語化が抑うつや不安の軽減に有効と報告。

やさしい境界線ワーク

やり方:本当は負担になっていることを1つ書く。次に、代わりの伝え方を書く。例 今回は難しいです。別の方法を一緒に考えましょう。

 

効果:過剰な自己犠牲を減らし、対人ストレスを軽減する。

 

備考:アサーション トレーニングの国内研究。早稲田大学リポジトリにて、自己主張練習がストレス軽減と対人満足度向上に寄与すると報告。

 

 

◾️クライエントさんの声

 

私はこれまで、人に頼ることは甘えだと思っていました。

 

職場では調整役として動き、家庭では親の世話をし、どこでも大丈夫な人でいようとしていました。

 

けれど実際は、毎日ぐったりしていました。夜ベッドに入ると、胸の奥がざわざわして、明日のことを考えると涙が出そうになる日もありました。

 

カウンセリングで話すうちに、私は断ったら嫌われると強く思い込んでいたことに気づきました。

 

過去に一度、冷たい反応をされた記憶があり、それがずっと残っていました。先生から、扁桃体が危険を記憶し、前頭前野が疲れて視野が狭くなっている状態だと聞いたとき、私は性格が弱いのではないとわかり、胸の奥が少しゆるみました。

 

まずは呼吸法を毎晩続けました。そしてノートに、疲れ80%、不安60%と書きました。

 

数字にすると、不思議と少し客観的に見られました。

 

さらに、職場で一つだけお願いをしてみました。資料作成を一部手伝ってもらえませんかと伝えました。

 

すると相手は、いいですよと笑って答えてくれました。

 

私は拍子抜けしました。

 

同時に、胸の奥に毛布がかけられたような温かさを感じました。

 

全部自分でやらなくてもいいのだと、体で理解できた瞬間でした。

 

今も完璧ではありません。でも、今日は少し疲れていますと言えるようになりました。

 

助けてと言える自分を、これからも育てていきたいと思います。

 

 

◾️カウンセラー視点

Kさんは、呼吸で脳の興奮を整えることから始めました。

 

その後、思考の交通整理を続ける中で、断ることは攻撃ではなく調整だと理解されました。

 

数か月後には、家庭でも今日は休みたいと伝えられるようになりました。

 

家族との会話が増え、笑顔の時間も増えました。

 

休むことも優しさ。

 

その言葉を、ご自身の言葉として語れるようになったことが印象的でした。

 

 

◾️まとめ

最近、あなたは誰かに本音を話しましたか。

 

大丈夫と言いながら、無理をしていませんか。

 

相談できないのは、優しさが強いからです。

 

でも、優しさは自分にも向けていいのです。

 

小さな呼吸。

 

小さな一言。

 

その積み重ねが、脳の誤解を少しずつほどいていきます。

 

一人で抱えない選択は、弱さではありません。

 

それは、自分を守る力です。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・ U-LaLa うらら では、心理学 脳科学 声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・ 2025年8月より一般社団法人 日本認知 行動療法学会 CBT学会 会員として活動を開始。

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・ 初回は無料 2026年2月末まで でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

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