思い込みって、悪くない。 心を軽くする「いい思い込み」の力
BLOG
自己肯定感・生き方の迷い
初回無料
「思い込みが激しいよ」
そんなふうに言われて、傷ついた経験はありませんか?
でも実は、“思い込み”には自分を支える力があります。
たとえば、「自分ならきっとできる」「きっと大丈夫」という思い込みが、踏み出す勇気になることも。
今回は、そんな“いい思い込み”が心にもたらすプラスの効果について、やさしくお話しします。
相談者事例:50代男性・事務職・Sさんの場合
Sさんは、昇進を目前にしてプレッシャーに悩んでいました。
「自分には管理職なんて向いてないと思っていました。周りからも“真面目だけど自信なさそう”って言われて…」
しかしある日、職場の後輩がふとこう言ったそうです。
「Sさんって、いつも冷静に対応してくれて助かります。上に立つ人って、そういう人だと思いますよ」
この一言をきっかけに、Sさんの中にある“思い込み”が変わっていきました。
心理学・脳科学の解説:
私たちの脳は、過去の経験をもとに「どう考えるか」を自動で決めていきます。
この判断をつかさどるのが前頭前野(ぜんとうぜんや)。
でも、その判断を応援するようなポジティブな思い込みがあると、**扁桃体(へんとうたい)**が安心感を感じ、ストレス反応がやわらぎます。
さらに、「自分はできる」という思い込みがあると、ドーパミンという“やる気ホルモン”が出やすくなり、脳は行動を後押ししてくれるんです。
つまり、“いい思い込み”は脳の活性剤にもなるんですね。
声紋分析:Sさんのケース
Sさんの声には、「青(理性・冷静)」がしっかりあり、「黄色(希望・明るさ)」のエネルギーは最初は控えめでした。
けれど、何度かセッションを重ねるうちに、「緑(共感・安心)」と「黄色」のバランスが整い始め、「前向きな自信」の兆しが現れました。
声には、その人がどんな感覚で物事をとらえているかが表れるんです。
クライエントの言葉:
「今までは“自分にはムリ”って決めつけていたけど、今は“やってみよう”と思えるんです」
そう語るSさんの表情は、以前よりも明るく、肩の力が抜けていました。
「思い込みって、変えられるんですね。それに、いい意味で自分を信じてあげるのも大事なんだなって思えました」
セルフケアの提案:
「いい思い込み」を育てるために、今日からできるシンプルな習慣をご紹介します:
🟢 毎日ひとつ、自分の“いいところ”を書き出す
→「ありがとうと言えた」「今日も仕事に行けた」など、小さなことでOKです。
🟢 ポジティブな言葉を声に出す
→「きっと大丈夫」「やってみようかな」と、自分に声で伝えるだけでも、脳が“それらしい”モードに切り替わります。
🟢 「もしも〜だったら?」と想像するクセをつける
→「もし、うまくいったら?」と考えるだけで、前頭前野が“可能性”を探しはじめます。
まとめ:
“思い込み”は、決して悪いものではありません。
むしろ、心を守ったり、前に進む力をくれたりする大切なはたらきでもあります。
今まで自分を縛っていた思い込みが、少しずつ“味方”に変わっていく。
そのきっかけは、ほんの小さな「気づき」から始まります。
U-LaLaカウンセリングのご案内
U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
6秒の声から、あなたの“判断感覚”と“行動軸”がわかります。
オンライン・電話でも対応可能です。
初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
▶ ご予約・詳細はこちら
https://www.human-dream-labo-kokoro.com/