現代の子どもの思考はどうなってるの?
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メンタル症状・不安/抑うつ
① 情報処理が早いが、深く考える時間が短い
現代の子どもは、動画・SNS・ゲームなどから大量の情報を瞬時に処理する力に長けています。
一方で、
・じっくり考える
・答えがすぐ出ない状況に耐える
といった力は育ちにくい傾向があります。
理由として、すぐに答えが表示される環境が日常化している点が挙げられます。
② 具体思考が強く、抽象思考が育ちにくい
動画や画像中心の情報に慣れているため、
・見て分かる
・体験して分かる
ことは得意です。
その一方で、
・言葉だけで考える
・気持ちや状況を想像する
・先の見えない話を理解する
といった抽象的な思考は負荷になりやすくなっています。
③ 感情の言語化が苦手
気持ちを文字や短い言葉で表現する文化の影響から、
・なんとなくモヤモヤする
・理由は分からないけど嫌
という感覚は強くても、それを言葉にする力が追いつかない子が増えています。
結果として、
・黙る
・怒る
・突然泣く
など行動で感情を表すケースが目立ちます。
④ 正解を強く求め、失敗を避けたがる
検索すれば正解がすぐ出る環境で育つため、
・間違えること
・分からない状態に強い不安を感じやすくなります。
そのため、
・挑戦を避ける
・自信がないと動けない
・評価を過度に気にする
といった思考パターンが見られます。
⑤ 自己肯定感が環境に左右されやすい
承認が
・いいね
・既読
・反応の数
で可視化されることで、自分の価値を外側の評価に委ねやすくなっています。
その結果、
・比べて落ち込む
・反応がないと不安になる
・自分の気持ちが分からなくなる
といった状態が起きやすくなります。
⑥ 切り替えが苦手で、頭が常に忙しい
常に刺激が入る環境にいるため、
・何もしていない時間
・ぼーっとする時間が極端に少なくなっています。
脳が休まらず、
・集中が続かない
・イライラしやすい
・疲れているのに眠れない
という状態につながることもあります。
大人にできる大切な関わり方
現代の子どもに必要なのは、厳しい指導よりも
・考える時間を待つ
・感情を言葉にする手助け
・正解のない話を一緒に考えることです。
すぐに答えを与えず、
どう思った?
何が一番気になった?
と問いかけることで、思考と感情は少しずつ育っていきます。
スマホ依存と運動不足が大きく影響していると私は考えています。
このテーマについては継続して書き続けます。