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悩んでいる人の多くは感情と事実がごちゃごちゃになっています。 一緒に整理しましょう

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メンタル症状・不安/抑うつ

あなたの悩みが軽くなる理由

 

感情と事実を分けるだけで心が整うしくみ

 

毎日がんばっているのに、なぜか心が重い。

 

人の言葉が気になったり、自分を責めてしまったり。

 

そんなとき、頭の中では感情と事実が混ざってしまうことがあります。

 

例えば、上司に注意された出来事。

 

事実は注意されたことだけなのに、頭の中では自分はダメな人だと感じてしまう。

 

すると、心はどんどん苦しくなります。

 

実は、この状態は特別なことではありません。

 

多くの人の脳で起きる自然な反応です。

 

今日は、感情と事実を分けるだけで心が軽くなる理由をお伝えします。

 

 

◾️相談者事例

Mさんは40歳の事務職の女性です。

 

仕事も家庭も真面目にこなす人でした。

 

ある日、会議で資料のミスを指摘されました。

 

その日から、こんな気持ちが頭から離れなくなりました。

 

私は仕事ができない人だ。

 

周りに迷惑をかけている。

 

みんなきっとそう思っている。

 

実際の出来事は資料のミスがあっただけでした。

 

しかしMさんの頭の中では、自分は価値のない人という結論にまで広がっていました。

 

眠る前になると、その場面を何度も思い出し、胸の奥がぎゅっと縮むような感覚が続いていました。

 

 

◾️心理学の視点

心理学では、この状態を自動思考と呼びます。

 

自動思考とは、出来事に対して瞬間的に浮かぶ考えのことです。

 

人は出来事そのものよりも、出来事をどう解釈したかで感情が変わります。

 

例えば

・事実 資料にミスがあった
・解釈 私は仕事ができない

 

この解釈が強くなると、自己効力感が下がります。

 

自己効力感とは、自分はできるという感覚です。

 

自己効力感が下がると、人は自分を否定しやすくなり、何をしてもダメだと感じやすくなります。

 

 

◾️脳科学の視点

このとき脳では、扁桃体と前頭前野が関係しています。

 

扁桃体は危険や不安を感じる警報装置のような部分です。

 

ミスや注意を受けると、扁桃体が反応します。

 

すると、不安や恐れの感情が強くなります。

 

本来なら前頭前野が働き、冷静に状況を整理します。

 

しかしストレスが強いと、前頭前野の働きが弱くなります。

 

すると

 

事実

 

感情

 

思い込み

 

この3つが混ざり、現実よりも強い不安を感じてしまいます。

 

 

◾️声紋分析の視点

声紋分析では、Mさんには次の傾向が見られました。

判断基準:聴感覚 イエロー〜ターコイズ 対話 共感 協調

 

この感覚が強い人は、人の気持ちを大切にする優しさがあります。

 

しかし同時に

・相手の反応を深く気にする
・人の言葉を重く受け止めるという傾向も出やすくなります。

行動基準:相手軸 ターコイズ あなたのために

 

相手軸が強い人は、周囲の期待に応えようと努力します。

 

だからこそ、ミスをしたときに自分を責めやすくなります。

 

 

◾️疲れのセルフチェックリスト

次のような状態が続いていませんか。

・朝からすでに疲れている感じがする。

・仕事のことを思い出すと胸が重くなる。

・小さなミスでも強く自分を責めてしまう。

・頭の中で同じ出来事を何度も思い返してしまう。

・周りの人の評価が気になり続ける。

・休んでも気持ちが回復しない。

3つ以上当てはまる場合、心ががんばりすぎているサインかもしれません。
これは弱さではなく、ここまで努力してきた証です。

 

 

◾️セルフケアの提案

🔵思考の交通整理メモ

やり方
1.ノートを4つの欄に分ける。

 

2.事実を書き出す。

 

3.感じた気持ちを書く。

 

4.浮かんだ考えを書く。

 

5.今できる小さな行動を書く。

 

効果

感情と思考が分かれ、頭の中の混乱が整理されます。
前頭前野が働きやすくなり、冷静な判断が戻りやすくなります。

 

備考(エビデンス)

日記やジャーナリングに関する研究では、出来事や感情を書き出すことが自己理解や自己肯定感の向上に役立つことが報告されています。
日記療法に関する研究(仏教大学教育学部研究紀要, 2018)

 

🔵U-LaLa446呼吸法

やり方
背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う。4秒止める。口から6秒吐く。
これを5分ほど繰り返す。

 

効果

自律神経のバランスが整い、緊張や不安が落ち着きます。

 

脳の警報装置である扁桃体の過剰反応をやわらげます。

 

備考(エビデンス)

腹式呼吸と自然呼吸の相違による自律神経系への影響
片岡ら, 2005, 日本保健医療行動科学会誌

 

 

◾️クライエントさんの声

私はずっと、自分の気持ちが整理できないまま仕事をしていました。

 

ミスをすると、事実以上に自分を責めてしまい、夜になると同じ場面を何度も思い出していました。

 

どうしてこんなに落ち込むのだろうと悩みながらも、誰にも相談できませんでした。

 

カウンセリングで、自分の中では事実と感情が混ざっていることに気づきました。

 

資料にミスがあったという事実と、私はダメな人という思い込みは別のものだと教えてもらいました。

 

脳の仕組みの話も聞きました。

 

扁桃体が強く反応すると不安が大きくなり、前頭前野が働きにくくなるという説明を聞いたとき、自分の状態が理解できて少し安心しました。

 

そのあと、思考の交通整理メモというセルフケアを教えてもらいました。

 

事実、感情、考えを分けて書くだけのシンプルな方法でした。

 

最初は半信半疑でしたが、書いてみると不思議と頭が静かになる感じがありました。

 

続けているうちに、ミスがあっても以前ほど自分を責めなくなりました。

 

今では、落ち込んだときほど紙に書いて整理しています。

 

完璧ではありませんが、自分の心と付き合う方法が少し分かった気がします。

 

これからも続けていこうと思います。

 

◾️カウンセラー視点

Mさんの場合、相手軸が強く、人の期待に応えようとする優しさがありました。

 

その優しさが、自分への厳しさにつながっていました。

 

呼吸で体を整え、思考を書き出すことで、前頭前野が働きやすくなりました。

 

その結果、出来事を客観的に見られるようになりました。

 

その後Mさんは、ミスをしてもまず深呼吸をしてから整理する習慣ができました。

 

最近は職場でも落ち着いて対応できる場面が増え、仕事の安心感が戻ってきています。

 

 

◾️まとめ

最近、自分を責めることが増えていませんか。

 

小さな出来事が大きな不安になっていませんか。

 

もしかすると、感情と事実が混ざっているだけかもしれません。

 

出来事

 

気持ち

 

考え

 

この3つを少し分けてみるだけで、心は少しずつ整い始めます。

 

人は誰でも、心を整える力を持っています。

 

その力は、小さな気づきから育っていきます。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。

 最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、根本改善をサポートしています。

 

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