「できない自分を許せないとき」
BLOG
ちょっとしたミスで、頭が真っ白になる。
あとから何度も思い出しては、「どうしてあんなことを…」と落ち込む。
周りは「気にしなくていいよ」と言ってくれるけれど、
自分が、どうしても自分を許せない。
そんな経験、ありませんか?
【実際の相談事例】
・20代・営業職の女性:「たったひとつのメールミスで、1日中そのことばかり考えてしまって…。誰も怒っていないのに、自分を責める声が
止まりませんでした」
・40代・製造業の男性:「工程に遅れが出たのは、いろんな要因があったのに“全部自分の責任”だと思い込んで、夜も眠れませんでした」
・30代・共働きの母親:「子どもを怒鳴ってしまった自分がどうしても許せなくて、“母親失格だ”と、何度も心の中でつぶやいていました」
どの方にも共通していたのは、 “まじめで責任感が強い”という誠実さゆえに、自分だけに厳しくなってしまうという傾向でした。
【カウンセラーとしての見解】
「できない自分を許せない」という気持ちは、決して悪いことではありません。
むしろそこには、
-
誠実でありたい
-
周囲の信頼を裏切りたくない
-
自分自身に恥じたくない
という、まじめで一生懸命な姿勢があるからこそです。
でも、それが過剰になると、
ちょっとしたミスさえも「自分が無価値だからだ」と思い込み、
自尊心や自己信頼を深く傷つけてしまいます。
心理カウンセリングでは、 その「責めるクセ」がどこから来ているのかを紐解きながら、
“できなかった自分”も認めてあげられるよう、心の緊張をほどいていく支援を行っています。
また、声紋分析を使えば、その人が持つ「内的なプレッシャー」「責任の感じ方」「自己評価のクセ」などを
声のエネルギーバランスから可視化し、頭ではなく“感覚”で気づけるようにサポートできます。
【セルフケアの提案】
「責める言葉」と「やさしい言葉」を書き換えるワーク
たとえば、こう置き換えてみてください:
-
✗「私なんてダメだ」
-
◎「今日の私は、ちょっと疲れていただけ」
-
✗「なんでできなかったの?」
-
◎「今回は難しかった。でも、次に活かせる」
自分への言葉は、“心の栄養”です。
厳しさだけでは、心は痩せてしまいます。
「できたこと日記」をつける
→ ミスではなく、今日“ちゃんとやったこと”に目を向ける習慣を。
→ 小さな達成が、自己肯定感の種になります。
【まとめ】
「できない自分」が許せないのは、“ちゃんとしよう”と努力している証です。
だからこそ、自分にやさしくなることは、甘えではなく、次の成長の一歩なのです。人に許されるよりも先に、
まずは、あなたがあなたを許すこと。 それが、心の回復のはじまりです。
【当ルームからのご案内】
U-LaLa(うらら)では、
「自分を責めるクセ」や「完璧を求めすぎて苦しくなる思考パターン」に悩む方へ、
声紋分析を取り入れた心理カウンセリングを提供しています。
🔹 なぜ、そこまで自分に厳しくなるのか
🔹 本当は何を守ろうとしていたのか
🔹 どうすれば「やさしく受け入れる」力が育つのか
声の“響き”から、あなたの今の心の状態を読み解き、
少しずつ「許す練習」を始めるお手伝いをいたします。
📍 オンライン/電話対応OK
📍 初回は無料で相談ができます。
📍 年齢・性別・職種問わず対応可
▶ ご予約・ご相談はこちら
https://www.human-dream-labo-kokoro.com/