「“話し合おう”がいつも喧嘩に変わる理由」
BLOG
「ちゃんと話したいだけなのに…」
そう思って話し合いを始めたはずなのに、
気がつけば、いつも言い合いになってしまう。
言い方が悪かった?
タイミングが悪かった?
冷静に伝えたつもりなのに、「またか」と心が閉じていく。
“話し合い”のつもりが“ケンカ”になる――
そんな関係、あなたのまわりにもありませんか?
【実際の相談事例】
・30代・共働き夫婦の妻:「“落ち着いて話そう”と言ったのに、夫は急に黙り込んで…。私が責めたみたいに思われてしまって」
・40代・パートナーと同棲中の女性:「相手は“問題を整理して話す”タイプ。でも私は“感じたまま”を出すタイプ。どこかでいつもすれ違ってしまう」
・50代・子育てがひと段落したご夫婦:「お互い悪気はないはずなのに、何を話しても険悪な空気になる。話すこと自体が怖くなってしまって」
共通していたのは、
「お互いに“話そう”とする姿勢はあるのに、伝わらない」「聴いてもらえた感じがしない」
という【会話の“ズレ”による孤独感】でした。
【カウンセラーとしての見解】
“話し合いが喧嘩になる理由”には、
伝え方の問題だけでなく、
“聴き方のクセ”のズレが深く関係しています。
たとえば…
-
「結論を早く求める人」と「感情を整理しながら話したい人」
-
「冷静に伝えたい人」と「共感を優先してほしい人」
-
「沈黙で考える人」と「沈黙を“無視”と受け取る人」
このような話し方・聴き方のスタイルの違いが理解されていないと、
「わかってもらえない」「また傷つけられた」という感情が積み重なり、
“伝えること自体をあきらめてしまう”関係に発展してしまいます。
心理カウンセリングでは、
このようなコミュニケーションスタイルのズレに気づき、
「相手に合った届け方」「自分が安心して聴ける条件」を見つけていく支援をします。
また、声紋分析では、
-
感情を優先しやすいか
-
理論重視か
-
相手との関係性で声の出力が変化しているか
など、**言語化しにくい“対人反応の傾向”**が可視化され、
客観的に“どこでぶつかっているのか”が明確になります。
【セルフケアの提案】
「伝えたいこと」より「伝えたい理由」に目を向けてみる
X「なんであなたは〇〇しないの?」
◎「私は、〇〇されると大事にされていないと感じてしまう」
“行動”ではなく、“気持ち”を伝えることで、防御ではなく理解が生まれます。
相手が「どんな聴き方のクセを持っているか」意識してみる
感情的になるタイプ?沈黙で考える人?解決を急ぐ人?
「話すテンポ・言葉選び」を相手に合わせてみるだけでも、すれ違いは減っていきます。
【まとめ】
“ちゃんと話したい”
その願いが、ぶつかり合いに変わってしまうのは悲しいことです。
でもそれは、
あなたが悪いのでも、相手が冷たいのでもなく、
「聴き方のすれ違い」に気づけていないだけかもしれません。
一度、会話の“届け方”と“受け取り方”を、見直してみませんか?
きっとそこに、心と心が通じ合うヒントがあります。
【当ルームからのご案内】
U-LaLa(うらら)では、
夫婦・家族・カップル・職場など、あらゆる人間関係における「伝わらない苦しさ」や
「話すと喧嘩になるパターン」を丁寧に見直すカウンセリングを行っています。
・話し合いがすれ違ってばかりの方
・ “わかってもらえない”と感じている方
・言葉より、気持ちを伝えたい方
・ 声紋分析による“聴き方・反応傾向”の見える化
・ オンライン/電話対応可
・ 初回無料体験セッションあり
▶ ご相談・ご予約はこちら
https://www.human-dream-labo-kokoro.com/