【20年前から始まっている?】アルツハイマー型認知症と生活習慣の深い関係
その他
BLOG
「あれ、名前が出てこない…」それって歳のせい?
「最近、人の名前が出てこなくて…」
「物忘れが増えてきた気がするけど、これって普通?」
そんな風に感じたことはありませんか?
私たちは、40代を過ぎると“記憶”や“集中力”の変化に戸惑う場面が増えてきます。
でも実は、アルツハイマー型認知症は発症の20年前から、生活習慣の影響が始まっていると言われているのです。
◾️ 相談者事例:「父が認知症に…自分も将来が不安」
会社員のBさん(48歳)は、数年前からお父様の認知症介護をされています。
はじめは「ちょっとした物忘れ」だったのが、徐々に進行。
病院で「アルツハイマー型認知症」と診断され、大きなショックを受けたそうです。
そんなBさんが、ふとつぶやいたのは——
「自分も同じようになったら…と思うと、ものすごく怖いんです」
仕事でも家でも気を張りつめ、つい食事はコンビニ、睡眠は浅く、スマホは手放せない…。
気づけば、自分の生活が“脳に悪いこと”ばかりだったかも、と話してくれました。
■ 脳科学の視点:前頭前野・海馬にダメージが蓄積する
アルツハイマー病では、**記憶を司る“海馬”と、思考や判断を担う“前頭前野”**にダメージが出てきます。
ポイントは、「ダメージが突然くるわけではない」ということ。
実際に、研究では発症の15〜20年前から脳内で変化が始まっていることが分かってきています。
・睡眠不足が続く
・慢性的なストレスがある
・食生活が乱れている
・運動不足
こうした生活が積み重なると、脳は少しずつ炎症や萎縮を起こしていくのです。
■ 声紋分析で見えた“思考のクセ”と生活リスク
U-LaLaでは、6秒の声から“思考パターン”や“行動傾向”を読み取ります。
Bさんの声紋からは、「思考・判断」のエリアが非常に活発で、
一方で「感覚・リラックス」領域が抑えられていました。
この傾向は、常に頭を働かせすぎて休めない状態にある人によく見られます。
まさに、前頭前野が休まずフル稼働しているという状態。
これが続くと、記憶や感情のバランスをとる“海馬”にも影響を与え、
「忘れやすい」「気分が落ち込む」などの変化が出てきやすくなるのです。
■ クライエントの声:「今からでも、できることがあってよかった」
Bさんは、カウンセリングを通して「生活を見直すこと=未来の自分を守ること」だと気づかれました。
「全部を完璧にはできないけど、睡眠と食事、少し意識するだけでも違うんですね」
「“今からでも遅くない”と言ってもらえて、ほっとしました」
この言葉からもわかるように、認知症のリスクは予防・遅延ができるという事実が、
不安を減らし、行動を変える力になっていくのです。
■ セルフケアの提案:脳を守る3つの生活習慣
今日からできる、脳を守るための3つの習慣をご紹介します:
1.睡眠時間を7時間から8時間確保する
・この時間帯は「脳の掃除清掃時間」悪さをするタンパク質を吹き飛ばします。
2. 1日20分だけの軽い運動
・ウォーキングやストレッチなどで、脳の血流を良くします。
・15分ほどの朝散歩も有効(体内時計のリセットですることで夜の睡眠への準備)
3.スマホを見る時間を1時間減らす
・ブルーライトと情報過多は、前頭前野に大きな負担となり、睡眠にも大きく影響を受けると言われています。
脳は“休ませること”も大切なケア。
「頑張る」より、「少しずつ習慣化」を意識してみてくださいね。
■ まとめ:20年後の自分を、今日から守るために
認知症は、年齢だけが原因ではありません。
毎日の小さな習慣が、脳の未来をつくっているのです。
不安になりすぎる必要はありません。
でも、心と脳の使い方を少しだけ見直すことで、
将来の「よかった」にきっとつながります。
■ U-LaLaカウンセリングのご案内
U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
6秒の声から、あなたの“判断感覚”と“行動軸”がわかります。
オンライン・電話でも対応可能です。
初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
▶ ご予約・詳細はこちら
https://www.human-dream-labo-kokoro.com/