電車に乗るとドキドキします。これって、何なんだろう?
何だか息苦しい
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電車に乗るとドキドキします。これって、何なんだろう?
◆ 誰にも言えない“ちょっとした不安”、ありませんか?
「駅に近づくと、なんだか息苦しくなる」
「混んだ電車に乗ると、心臓がバクバクして汗が出てくる」
「最近は、駅に向かうだけで乗るのが怖いと思うことがあります」
こんな“電車のドキドキ”に悩む方、実はけっこう多くいらっしゃいます。 この不安、「気のせい」でも「弱さ」でもありません。
今回は、こんな「電車に乗ると怖くなる」不安感の裏にある、心と脳のしくみに縁を触れながら、やさしくほぐいていきます。
Bさんは首都圏で働く企業員。
かつては特に問題なく電車通勤をしていましたが、ある日を境に、急に電車が怖くなったといいます。
「混雑した電車の中で、急に息が出せなくなって…立っていられないほどどきどきしてしまって」
「今では、駅に行くだけで不安になります」
話を聞いていくと、Bさんは、職場の人間関係にも影響を受けていることが分かってきました。 「言いたいことが言えない」「体は動いてるのに、止まってるみたいな気持ち」…。
そんな状態が「電車に乗る」ことで予先的に扱く『不安』として身体に出てきていたんです。
人間の脳には、危険を検知して命を守る「扱う中心」のような存在、扁桃体があります。
この扁桃体が運動して、「本当に危ない時」に「逃げろ!」と呼びかけてくれるのは大切な力です。
でも、ストレスが続くと、体は疲弊し、脳は「安全な場所でも危険だ!」と誤信するようになってしまいます。
電車は「逃げられない」「混んでいる」「音が多い」など、扁桃体が誤信しやすい条件がたくさんあります。
その結果、「未来の不安」を先読みして、心臓の動きや汗などが「危険から逃げる準備体勢」として起きてくるのです。
Bさんの声紋には、「思考エネルギー」「防衛本能」の波形が大きく出ていました。 これは、「過去の体験を強く記憶し、先読みして不安になりやすい」傾向を示しています。
また、「行動系」のエネルギーが少なく、「動く前に不安が立ち上がる」心のパターンも見えてきました。
Bさん自身も、「声に出たことで、自分をせめなくてよくなりました」と語ってくださいました。
カウンセリングの中で、Bさんは「どきどきは悪いことじゃない」「脳が守ろうとしている反応なんです」という説明に、くすりと笑顔を見せてくれました。
呼吸法やイメージワークを続けるうちに、少しずつ「どきどきしてもいい」「逃げなくてもいい」という感覚を持てるようになり、今では急行電車にも乗れるようになっています。
▶ ゆっくりと吸って吐く呼吸を1日3セット
鼻から吸って、口から八秒かけて吐く。扁桃体の緊張をやわらげます。
▶ 電車の中で“五感”に集中
「今、手すりの感触」「車内のアナウンス」「座席の揺れ」など、“今ここ”に意識を向けることで不安のループから抜けやすくなります。
▶ 「大丈夫だった瞬間」をメモする
「今日は3駅乗れた」「座れたら安心できた」など、成功体験を脳に記録しましょう。
電車でドキドキするのは、あなたの弱さではなく、脳があなたを守ろうとしている証です。
その裏には、職場の人間関係や仕事内容へのストレスが潜んでいることも少なくありません。
怖さの正体がわかると、自分を責める必要もなくなってきます。 そして、不安には“必ずやわらぐ道”があります。
あなたのペースで、一歩ずつ。私たちは、そのお手伝いをしています。
U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
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