【理由がわからないけど辛いあなたへ】本当の悩みに気づく“心の地図”をつくる方法
何だか息苦しい
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【理由がわからないけど辛いあなたへ】本当の悩みに気づく“心の地図”をつくる方法
◆「何が辛いのかわからない」――その感覚は、心のSOSです
「別に嫌なことがあったわけじゃない。
でも毎日、気持ちが重くて、笑うのも疲れる。」
そんな感覚、あなたにもあるのではないでしょうか。
「理由がないのに辛い」――これは決して“気のせい”でも“甘え”でもありません。
それは、まだ言葉になっていない心のサインです。
まずは、あなたのそのままの感覚を大切にしてほしいのです。
今回ご紹介するのは、事務職をされている40代男性・Gさん(仮名)のケースです。
特に大きな問題があるわけではなく、家庭も円満。にもかかわらず、朝起きるたびに胸のあたりがざわざわし、なぜかずっと疲れていたといいます。
「なにがしんどいのか、まったく説明できない自分にイライラして……。そんな自分を責めて、さらに落ち込んでいました。
この状態は、脳の**扁桃体(へんとうたい)**という“感情の警報機”が過敏に反応しているサインです。
特にストレスが長く続いたとき、扁桃体はほんの小さな刺激にも「不安」や「恐れ」と反応します。
その一方、思考を整理する**前頭前野(ぜんとうぜんや)**の働きは落ちてしまい、「何に悩んでいるのか?」を言葉にするのが難しくなります。
つまり、感じすぎて、整理できない状態――それが“理由がない辛さ”の正体なのです。
①「嫌だったこと日記」をつける(思考→感情へ)
毎日1つだけ、「今日ちょっと嫌だったこと」を書いてみてください。
それを「だからどう思った?」と問い直すことで、言葉になっていなかった感情が少しずつ見えてきます。
②“体の反応”に目を向ける(身体→心へ)
「胸がモヤモヤ」「肩が重い」「胃がキリキリ」など、体に出るサインを見逃さないでください。
身体感覚は、言葉よりも先に「本音」を教えてくれます。
③声を録音して聞いてみる(声紋→無意識へ)
6秒ほど、自分の名前や「いまの気持ち」を声に出して録音してみてください。
U-LaLaでは、その声の周波数から感覚・思考・行動の偏りを数値化できます。
山本さんの声紋には「考えすぎて動けない」傾向があり、頭の中で悩みをぐるぐると抱え込んでいる状態が見えてきました。
分析結果から、山本さんは「周囲に気を遣いすぎて、自分を後回しにしてしまうタイプ」でした。
表面的には人間関係がうまくいっているように見えても、自分の本音を話せる相手がいなかったのです。
「自分が何に悩んでいたか初めて分かりました。誰かに“本音を言っていい”って言われた気がして、少しホッとしました。」
心が疲れているときに無理してポジティブになろうとする必要はありません。
まずは「今の自分の状態をそっと見てあげる」ことから始めましょう。
①「U-LaLa 446呼吸」で扁桃体を落ち着かせる
4秒かけて鼻から吸って、4秒息を止める、6秒かけて口からゆっくり吐く。
このU-LaLa446呼吸法を繰り返すことで、感情を司る扁桃体が静まり、前頭前野が整理しやすい状態になります。
②「ありがとう」や「疲れた」を声に出す
自分の今の気持ちを、短い言葉でいいので声に出すだけで、脳のバランスが整います。
③「なんでも日記」で心の整理整頓
夜寝る前やお風呂上がりに、ノートやスマホのメモに「今日あったこと・感じたこと」を3行でもいいので書いてみましょう。
ポイントは、「正しく書こうとしないこと」。
モヤモヤやイライラ、意味のない言葉でもOKです。
書くことで、無意識に感じていたことが少しずつ“見える”ようになります。
「何が辛いのか、わからない」
そんなときは、声を出す、呼吸する、書いてみる――それだけで心の奥とつながる道が開いていきます。
“見えない心”には、見える形を与えてあげること。
日記はそのための、自分だけの心の地図になります。
あなたの内側には、ちゃんと「答えの種」が眠っています。
あとはそれに光を当てるだけです。
U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
6秒の声から、あなたの“判断感覚”と“行動軸”がわかります。
オンライン・電話でも対応可能です。
初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
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https://www.human-dream-labo-kokoro.com/