仕事、辞めたい」と思ったあなたへ。心が限界に近づくサインかもしれません
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◆ はじめに:その気持ち、とても自然なことです
「朝起きるのがつらい」「職場に向かう足が重い」「もう辞めたい」
そんな思いが、ふと頭をよぎることはありませんか?
これは、あなたの“わがまま”ではありません。
むしろ、心が「これ以上がんばると危ないよ」と知らせてくれている、大切なサインかもしれないのです。
◆ 相談者事例:42歳 男性 事務職・既婚 子ども2人
「辞めたい。でも、家族もいるし、甘えなのかなって自分を責めてしまいます」
Kさんは10年以上、事務職として真面目に働いてきました。
一見、問題なく過ごしているように見えますが、ここ数年は上司からのプレッシャーや評価されないことにモヤモヤが積み重なり、
「こんなに頑張っているのに、自分は何のために働いているんだろう」
と、気持ちがどんどん冷えていったと言います。
ある朝、駅のホームで足が動かなくなり、「辞めたい」と本気で思ったそうです。
◆ 脳科学から見た「辞めたい」のサイン
私たちの脳には、ストレスを感知する【扁桃体(へんとうたい)】という部分があります。
この扁桃体がずっと“危険”や“不安”を感じ続けると、
本来冷静な判断をする【前頭前野】が働きづらくなり、「もう逃げたい」「限界だ」と感じやすくなります。
また、記憶や感情をつかさどる【海馬】が慢性的なストレスで萎縮すると、楽しかった記憶や希望を思い出す力も落ちてしまうのです。
つまり、「辞めたい」と感じるのは、脳がとてもがんばってきた証拠でもあるのです。
◆ 声紋分析で見えたKさんの“がんばりすぎ”
Kさんの声を6秒録音し、声紋分析を行いました。
すると、以下のような特徴が見られました:
【判断系】が過度に強く、【感覚系】が弱い
→ 物事を「こうあるべき」で判断し、自分の気持ちを後回しにしがち
【行動軸】が外向きに偏り、自分の欲求に鈍感になっている
→ 周囲に合わせ続け、自分の本音が見えなくなっている状態
Kさん自身も「自分の“やりたい”を考える余裕がなかった」と、分析後にハッとされたご様子でした。
◆ クライエントの言葉:やっと、自分をゆるせた気がします
「声から、ちゃんと“がんばってたんだ”ってわかってもらえたのが、涙が出るほどホッとしました。辞める辞めないじゃなく、自分の気持ちに向き合うことから始めます」
Kさんは、すぐに退職はしませんでした。
でも、「自分に無理をさせていた」と気づいたことで、働き方を変える選択ができるようになったのです。
◆ 脳と心を整えるセルフケア:深呼吸と“声に出す”習慣
毎日1分でできるセルフケアをご紹介します:
① 深呼吸(4秒吸って、6秒吐く)
これは、扁桃体の過剰な興奮をしずめ、前頭前野の働きを取り戻す呼吸法です。
1日数回、気づいたときに行うだけでも、心に余裕が生まれます。
② 小声でもいいので「今の気持ち」を声に出す
声に出すと、自分の内側の思いを客観的に捉えることができます。
声は脳にダイレクトに働きかける“感情の鏡”です。
◆ おわりに:辞めることも、続けることも「自分を守る選択」です
「仕事、辞めたい」と思うことは、決して恥ずかしいことでも、弱いことでもありません。
それは、あなたの心が必死に「自分を守ろう」としている証。
辞めることも、続けることも、どちらも正解です。
大切なのは、「一人で抱え込まない」こと。
あなたの声に、少し耳を傾けてみませんか?
◆ カウンセリングのご案内
U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
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オンライン・電話でも対応可能です。
初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
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