介護の“見えない疲れ”が襲ってくる夜に、自分をいたわる3分ルーティン
BLOG
親子・介護ストレス
介護は、“見えない疲れ”が溜まりやすい行為です。 実際には体を動かしていない時間でも、気を張り続けたり、先回りして考えたり、
感情を押し込めたりと、脳と心は休む間もなく働いています。
でも、誰かに「つらい」と言いづらく、頑張るしかない――
そんな方にこそ届けたい、たった3分のセルフケアがあります。
50代男性・会社員/在宅勤務・母の介護中
仕事を終えても、母の世話が待っている。
入浴の声かけ、服薬の確認、ちょっとした会話の受け答え……
「俺がやらなきゃ」と思っているけど、夜になるとイライラしたり、
自分ばかり負担を感じてしまう自分にまた罪悪感がわいてくる。
誰にも愚痴れず、心の中でひとり葛藤していた――
介護のストレスは、心だけでなく、脳にも大きな負担をかけています。
-
前頭前野(ぜんとうぜんや):感情や行動をコントロールする場所。働きすぎると、考えすぎたり、感情を抑え込んだりして、心が疲れていきます。
-
扁桃体(へんとうたい):不安や怒りに敏感に反応する場所。ストレスが続くと、ちょっとしたことでイライラしたり、不安が大きくなったりします。
夜になるとどっと疲れが出たり、急に落ち込んだりするのは、こうした「脳の使いすぎ」が原因かもしれません。
6秒の声を声紋分析すると、以下のような傾向が見えてくることがあります。
-
判断基準:聴感覚・視感覚に偏りやすい → 周囲の状況に敏感で、常に気を配っている
-
行動基準:相手軸が強い → 「自分より相手を優先する」が習慣になっている
-
感情(赤系)の表出が少ない → 感情を出すことを我慢しやすい
つまり、「自分より他人を大事にする」「弱音を見せられない」「でも内側ではしんどい」
そんな“やさしさの裏返し”とも言える、がんばり屋さんの特徴が現れます。
「たった6秒の声から“我慢グセ”がわかるなんて…。
“がんばりすぎてる”って言われたとき、なんだか涙が出そうになって。
少しずつでも、自分にやさしくしていこうと思えるようになりました。」
① 手のひらでぬくもりを感じる(1分)
ぬるま湯を入れたカップを両手で包みこみましょう。
手のひらには温度を感じ取る神経が集まっており、ここを温めることで 副交感神経(リラックスの神経)が働きやすくなり、
前頭前野の緊張がやわらぎます。
② 小さな声でやさしくつぶやく(1分)
「今日もよくやった」「ちょっと疲れたね」
こうした言葉を、小さくても声に出すことで、 扁桃体(不安や怒りに反応する場所)が「安心」を感じ、脳が落ち着きます。
③ ゆっくりと深呼吸(1分)
鼻からゆっくり3秒吸って、1秒止めて、口から5秒かけて吐く。 この深呼吸は、感情を安定させる“海馬”をやさしく刺激します。
✅ なぜ、ぬるま湯を手で包むと落ち着くの?
手のひらには「温度を感じるセンサー(受容体)」がたくさんあります。
ぬるま湯の温度(32〜38℃)を感じることで、脳に「安心していいよ」という信号が送られます。
これは副交感神経を優位にし、前頭前野の緊張をやさしくゆるめてくれます。
✅ なぜ、声に出すと気持ちが整うの?
声を出すことで、自分の耳から“安心の言葉”が入り、扁桃体の過敏な反応が静まります。
小さな声でも効果があります。
✅ なぜ、深呼吸で脳が落ち着くの?
深く吐く呼吸は、自律神経のバランスを整え、 感情の安定や記憶に関わる“海馬”にやさしく働きかけます。
介護をしていると、「自分がもっとしっかりしないと」「弱音を吐いちゃダメだ」と思いがち。
でも本当は、あなたの脳ががんばりすぎて、 「ちょっと休んでいいよ」とサインを送っているのかもしれません。
たった3分、自分にやさしい時間をつくるだけで、 そのサインにちゃんと応えることができます。
変わらなくていい。
がんばりすぎる脳を、少しだけやすませてあげましょう。
U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
6秒の声から、あなたの“判断感覚”と“行動軸”がわかります。
オンライン・電話でも対応可能です。
初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
▶ ご予約・詳細はこちら
https://www.human-dream-labo-kokoro.com/
-
#介護疲れ
-
#見えない疲れ
-
#夜のセルフケア
-
#脳を休める
-
#がんばりすぎない
-
#自分をいたわる
-
#介護する人の心
-
#前頭前野
-
#扁桃体
-
#脳科学セルフケア
-
#声紋分析
-
#HSP気質
-
#やさしさの裏返し
-
#自律神経を整える
-
#3分ルーティン
-
#介護ストレス
-
#ひとりで抱えないで
-
#U_LaLaカウンセリング
-
#癒しの習慣
-
#心の休憩時間