朝起きにくいのは病気かも? “眠る時計”と“エネルギー”のおはなし
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「目覚ましを何回も止めてもベッドから出られない」「学校に間に合わなくて自己嫌悪……」。
朝がつらいのは“サボり”ではなく、体のしくみがうまくかみ合っていないサインかもしれません。
朝起きにくい三つの病気と 低血糖(血糖が低すぎる状態) の関係を調べてみました。
*私は医者ではありません。以下内容は心理学と関連づけをしており、ご参考として表記しています。
治療に関わることは主治医にご相談ください。
「朝がつらい」主な病気3つ
アルファベット | 日本語の病名 | どんな状態? |
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DSPS(ディー・エス・ピー・エス) | 睡眠相後退症候群 | 体内の“眠くなる時計”が遅れて、夜ふかしが続き、朝に眠気が残る |
OD(オー・ディー) | 起立性調節障害 | 立ったとたんに血圧がストンと下がり、ふらつく・気分が悪い |
POTS(ポッツ) | 体位性頻脈症候群 | 立つと心臓がドキドキし過ぎて、めまい・だるさが出る |
ポイント
DSPS は「眠る時間が遅すぎる」体内時計のずれ。
OD/POTS は「血圧や脈拍をうまく調整できない」。
多くの中高生は 両方が重なって 朝がとてもつらくなる。
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夜ふかし → 長い時間、何も食べずに寝る → 朝には血糖(ブドウ糖)が足りない。
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血糖が低いと 頭がぼーっとする・手が震える・イライラする などの症状が。
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OD/POTS で血圧が低いと、脳へ運ばれる血も少ない → ブドウ糖も届きにくい。
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朝イチで甘いジュースを一気飲み → 血糖が急上昇 → すぐに急降下(反応性低血糖)→ またフラフラ……。
時間帯 | やること | ひとことメモ |
朝起きたらすぐ | カーテン全開&ベランダで太陽を浴びる(5〜10分) | 光は体内時計のリセットボタン |
起きて5分以内 | 水かお湯をコップ1杯+塩ひとつまみ | 血圧アップを手助け |
朝食 | ごはん+たんぱく質(卵・チーズなど)を少しでも食べる | 低血糖を防ぐ |
授業前・昼休み | 座ったまま足首グーパー10回 | 血のめぐりを良くする |
夕方(寝る3時間前まで) | スマホの強い光は早めにオフ/おやつは甘すぎない物(ナッツ・ヨーグルト) | 夜ふかし&血糖ジェットコースター予防 |
就寝前 | 空腹が強いときは温かい牛乳や小さなチーズ | 夜の低血糖を回避 |
お医者さんでのサポート
治療法 | 何のため? | よくある薬・方法 |
体内時計を前倒し | 夜ふかしを改善 | メラトニンやラメルテオン/朝の光療法 |
血圧・脈拍のサポート | 立ちくらみ予防 | 昇圧剤(ミドドリンなど)/水分・塩分指導 |
低血糖のチェック | だるさの原因を確認 | 血液検査や24時間血糖センサー |
Q:夜ふかしはサボり?
A:いいえ、体のリズムの問題。責めるより整える工夫を!
Q:朝食を食べると眠くなる……
A:お菓子系だけだと血糖が乱高下。ごはん+たんぱく質を少し試してみよう。
Q:運動は必要?
A:激しい運動でなくても、朝の日光+軽いストレッチだけでリズムが前に進みます。
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DSPS=「眠る時計の遅れ」、OD=「血圧の調節が苦手」。二つが重なると朝は超つらい。
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夜ふかし&血圧の乱れ → 低血糖 を引き起こし、さらにだるさが悪化。
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光・水分+塩分・朝食の3セットは“家でできる最強の薬”。
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つらさが続くときは医師に相談し、体内時計の薬+血圧サポート+血糖チェックを組み合わせると回復が早い。
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