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「自分は失敗ばかり…」と感じるあなたへ 脳と心を整える“やさしい回復法”

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自己肯定感・生き方の迷い

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「またやってしまった…」「自分ってほんとダメだな」

 

そんなふうに、ふとした瞬間に自分を責めてしまうことはありませんか?

 

誰にも言えないけれど、心の中ではいつも「うまくいかない自分」にダメ出ししている。

 

そんな日々が続くと、自信がなくなるだけでなく、体まで重く感じてしまいます。

 

でも、ちょっとだけ脳の仕組みを知ると、あなたが「失敗ばかりだ」と思い込んでしまう理由がやさしく解けてきます。

 

この記事では、40代男性の事例をもとに、脳と心の視点から、自己否定のスパイラルをゆるめる方法をご紹介します。

 

 

◾️相談者事例: Yさん(43歳・事務職・独身男性)は、まじめで責任感が強いタイプ。どんな仕事も丁寧に取り組む方です。

ところが最近、小さなミスが続き、「自分は社会人として失格じゃないか」と悩むようになりました。

・会議資料の送付漏れ
・日付の入力ミス
・同僚への報告を忘れる

 

それぞれはよくあるミスかもしれませんが、Yさんにとっては「またやってしまった」という自己否定につながってしまいました。

「自分はもう信頼されない気がする」 「こんな自分と仕事をする人が気の毒だ」

そう語るYさんの表情は、責任感の強さと同時に、深い疲労感をにじませていました。

 

 

◾️脳科学の解説

:こうした「自分責め」が続くとき、脳では“扁桃体(へんとうたい)”という部分が過敏になっていることがよくあります。

 

扁桃体は、不安や危険にすぐ反応する「心のセンサー」。 ここが疲れていると、小さな出来事にも「大変だ!」「自分はダメだ!」と反応してしまいます。

 

さらに、前頭前野(ぜんとうぜんや/考える脳)もネガティブな情報に引っ張られ、冷静な判断がしづらくなります。

 

つまり、「失敗した」→「自分はダメ」→「どうせまた失敗する」といった思考の悪循環は、脳の疲れによる“誤作動”でもあるのです。

 

 

◾️心理学の解説

: 心理学では、このような状態を「学習性無力感」と呼びます。

 

これは、どんなに頑張ってもうまくいかない経験が続くことで、「どうせやっても無駄だ」と感じる心の反応です。

 

Yさんのように、まじめで努力家の人ほど、「うまくいかない自分」を許せず、どんどん自信を失いやすくなります。

 

でもこれは、性格の問題ではなく、「がんばりすぎた心」が少し疲れているサインとも言えるのです。

 

 

◾️声紋分析セクション

: Yさんの6秒間の声を分析したところ、青(論理)と緑(調整)の帯域が非常に強く出ていました。

・判断基準:正しさと整合性を重視
・行動基準:相手に迷惑をかけないこと
・色帯域:青・緑に偏り/赤・オレンジ(感情表現)は控えめ
・周波数傾向:中高域優位(思考ベース)

 

この結果から、Yさんは「考えすぎて感情を押し込めてしまう」傾向が強く、頭で対処しようとするあまり、心とのバランスが崩れていたことがわかります。

 

◾️クライエントさんの声

 ビフォー:ずっと自分にダメ出ししてばかりで、抜け出せない感じがしていました。

 

安心コメント:声で自分の傾向が見えるなんて思っていなかったので、納得できました。正しさを求めすぎていたのかも…と気づけました。

 

アフター:今は、「自分にもミスはある」と思えるようになって、気持ちが楽になりました。

 

 

◾️カウンセラー視点:

Yさんは非常に誠実で、日々まわりに気を配ってきた方です。その分、自分には厳しすぎるほどでした。

 

声を通して“考えすぎるクセ”を見える化したことで、自分の状態に納得し、安心できたように感じます。

 

 

◾️セルフケアの提案:

U-LaLa446 呼吸法
やり方:4秒吸う → 4秒止める → 6秒吐く を1分間くり返す
効果:扁桃体の反応がやわらぎ、思考がクリアになる
備考(エビデンス):

 

“小さな成功”メモ
やり方:1日3つ「できたこと」を紙に書き出す
効果:前頭前野が活性化し、自己効力感が高まる
備考(エビデンス):

 

感情ラベリング
やり方:「今の気持ち」を単語で言語化する(例:「不安」「疲れ」など)
効果:感情の暴走を抑え、扁桃体の過活動を抑制
備考(エビデンス):

 

 

◾️まとめ: 失敗をしても、それはあなたの価値を下げるものではありません。

 

むしろ、「またやってしまった」と落ち込む心は、まじめに生きている証拠です。

 

自分にやさしい視点を持ち、脳と心の疲れをいたわることが、立ち直りの一歩になります。

 

小さなケアを積み重ねることで、「もう少し自分を信じてみようかな」と思える日が、きっと訪れます。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内: ・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始し、最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

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・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

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