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会話のない日々を続けますか?それとも、目を見て「ひと言」から始めてみますか

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恋愛・交際のトラブル

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なんとなく一緒にいるけれど、なんとなく距離を感じる。

 

食事中もスマホを見たまま、必要なことだけを話して終わる毎日。

 

「こんな関係、いつからだろう」 そんなふうに感じているあなたへ、この記事を届けます。

 

完璧な言葉は必要ありません。

 

大切なのは、たった一言でも“あなたの声”で伝えること。 それだけで、人の心と脳は少しずつ変わっていくんです。

 

 

◾️相談者事例(Aさんのエピソード)

共働きのJさん(35歳・女性)は、夫との会話がほとんどなくなったことに気づきました。

 

忙しい日々の中で、家事をこなし、仕事をこなし、帰宅後は各自スマホ。

 

「別に仲が悪いわけじゃないんです。ただ、何を話せばいいか分からない」

 

そんなJさんの言葉には、焦りよりもあきらめに近い響きがありました。

 

でも、本当は—— 誰よりも、心を通わせたい相手なのだと、声の震えが教えてくれました。

 

 

◾️心理学の解説(自己効力感)

人は「どうせ伝わらない」「話しても無駄かも」と感じると、自分の力を信じる感覚=“自己効力感”が下がります。

 

自己効力感が下がると (1)人との距離を感じやすくなる (2)感情を伝えることに不安を覚える (3)やがて無言の時間が「当たり前」に

となり、関係のあたたかさを感じにくくなってしまうのです。

 

 

◾️脳科学の解説(前頭前野・扁桃体)

会話がなくなると、脳の“つながり”も弱まります。

 

前頭前野(ぜんとうぜんや)という部分は、コミュニケーションや感情のコントロールに関わっていますが、刺激が少ないと活動が鈍ります。

 

また、不安や警戒心に関係する扁桃体(へんとうたい)は、相手の反応が読めないと過敏に反応しやすくなります。

 

つまり「話さないこと」が、逆に「話しにくさ」を生んでしまうのです。

 

 

◾️声紋分析から見えること

Jさんの声紋には、聴感覚(イエロー〜ターコイズ)がやや控えめに出ていました。

 

判断基準は“相手軸”で、相手に気を遣いすぎて自分の気持ちを抑える傾向が。

 

また、視感覚(ブルー〜マゼンタ)が優位なため、頭の中で「こう言ったらどう思われるか」と考えすぎてしまう傾向も見られました。

 

本来のJさんは、優しさと共感力のある方。 ただ、自分を後回しにするクセが積み重なり、「話しかけること」へのハードルが上がっていたのです。

 

 

◾️クライエントさんの声

「声をかけるのが怖かったけど、『今日疲れてない?』って聞けました」

 

「夫が『ありがとう』って笑ってくれて、あ、話してよかったって思えました」

 

「それから少しずつ、お互いに目を見る時間が増えています」

 

 

◾️カウンセラー視点

はじめて声をかけたときのAさんの勇気。 それは、“関係を終わらせない”という、大切な一歩でした。

 

関係性を整えることは、特別なことではなく、日々の小さな声がけや、目線のやりとりから始まります。

 

 

◾️セルフケアの提案

U-LaLa “小さな成功”メモ

やり方:寝る前に今日「できたこと・よかったこと」を3つノートに書き、その理由をひと言添える。

効果:小さな達成感の積み重ねで自己効力感を高め、幸福感が持続、抑うつ症状を軽減。

備考:島井哲志, 2010, 関西学院大学/Seligman et al., 2005, American Psychologist

 

ミニ感謝メッセージ

やり方 パートナーに「ありがとう」を伝える1行メッセージをLINEやメモで送る。

効果:感謝の言葉が“受け取った人”だけでなく“伝えた人”にも幸福感をもたらす。

備考:感謝表現が幸福感に与える影響(加藤隆弘, 2022, 九州大学心理学研究科)

 

ポジティブアファメーション

やり方:鏡を見ながら「私は大切にされていい」「私は話していい」と、自分に向かって声をかける。

効果:脳がその言葉を“本当のこと”として受け取り、自己肯定感を育む。

備考:自己肯定感に関する研究(矢野泰司, 2018, 京都大学教育学部)

 

グリーンティーマインドフル

やり方:お茶を入れて、湯気の香りや手の温かさに意識を向けながら、1分間“今ここ”に集中する。

効果:脳の前頭前野を活性化させ、感情のコントロール力を高める。

備考:越川房子, 2019, 筑波大学/Goyal et al., 2014, JAMA Intern Med

 

 

◾️まとめ

沈黙が続くと、心も少しずつ閉じていきます。 でも、「ひと言」かけるだけで、流れは変わる。

 

会話のない日々を続けるのではなく、今日から—— 目を見て、「おかえり」「疲れてない?」と声をかけてみませんか。

 

あなたの声が、関係を温める“はじまりの言葉”になりますように。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

・6 秒の声から、あなたの“判断基準”と“行動基準”がわかります。

 

・オンライン・電話でも対応可能です。

 

・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

 

 

 

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