NEWS&BLOG

NEWS&BLOG

職場の“陰口ネットワーク”に入れない私は、浮いてるの?

BLOG

仕事・キャリアの悩み

初回無料

「また始まったな…」 休憩室のソファから、ヒソヒソ声と笑い声。
 
それが誰かの悪口だとわかっていても、なぜか気になってしまう。

 

でも、私はあの輪に加われない。 むしろ加わりたくないと思ってしまう。

 

そんな自分を「空気が読めない」「距離を置かれてるのかな」と感じて、胸がざわざわすること、ありませんか?

 

今日は、そんな“なんとなく職場で浮いている”ように感じるあなたへ。

 

実際の相談事例をもとに、心理学・脳科学・声紋分析、そして「1:2:7の法則」の視点から、「本当のあなたの強み」を見つめ直す時間をお届けします。

 

 

◾️相談者事例

30代・事務職のFさんは、真面目で丁寧な仕事ぶりで評価されている方。

 

でも、職場では“裏のつながり”が強く、特定の話題で盛り上がる「陰口ネットワーク」ができていました。

 

Fさんはその輪に加われず、「自分が浮いてるのでは」と感じ始めていました。

 

「何か言われてるんじゃないか」「私、嫌われてる?」と考え始めると止まらなくなり、休憩時間が憂うつになっていたといいます。

 

 

◾️心理学解説

人は「仲間はずれかもしれない」と感じると、心のなかで「社会的な痛み」を感じるようになります。 こ

 

れは“学習性無力感”といって、「何をしても好かれないかも」という気持ちが強くなる状態です。

 

Fさんのようにまじめで周囲に気を配る人ほど、この状態に陥りやすい傾向があります。

 

でも実はそれは、“自分を大切にする感覚”を持っているからこその反応でもあるのです。

 

 

◾️脳科学解説

職場での人間関係ストレスは、脳の「扁桃体(へんとうたい)」が過敏に反応することで、不安や焦りを引き起こします。

 

また、判断や行動の司令塔である「前頭前野」は、「自分はどうあるべきか」「人として正しい選択は何か」を常に考えています。

 

Fさんのように陰口の輪に入らなかったのは、前頭前野が“誠実さ”や“自律性”を大切にしている証拠でもあります。

 

 

◾️1:2:7の法則とは?

Fさんのように「私って浮いてるのかな…」と感じる場面では、「1:2:7の法則」がとても役立ちます。

・1割:あなたを苦手に思う人(いて当然)

・2割:あなたを理解してくれる人(大切に)

・7割:あいさつ程度の人(ちょうどいい距離)

 

これは、すべての人と仲良くする必要はない、という自然な人間関係の構造です。

 

Fさんも、自分を大切にする選択をしたからこそ、あの輪に「入らない」という行動がとれたのです。

 

 

◾️声紋分析セクション

Fさんの声を6秒録音し、声紋を分析した結果—— 判断基準は「視感覚(ブルー系)」。

 

物事を冷静に観察し、自分の価値観で選択する傾向が見られました。

 

行動基準は「自分軸(イエロー)」。周囲の空気に流されず、自分の意志をもって行動したいタイプ。

このような方は、表面的な関係性よりも「安心できる信頼関係」を求めやすく、陰口でつながる空気に違和感を覚えるのも自然な反応といえます。

 

 

◾️セルフケアの提案

U-LaLa446 呼吸法(落ち着きの呼吸)

やり方:背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くを5分繰り返す。

効果:副交感神経を高め、不安やストレスを鎮め、心拍・血圧を安定させる。

備考:丹羽真一, 2019, 福島県立医科大学/Nivethitha et al., 2016, J Clin Diagn Res

 

“小さな成功”メモ(3つのよかったこと日記)

やり方:寝る前に今日「できたこと・よかったこと」を3つノートに書き、その理由をひと言添える。

効果:小さな達成感の積み重ねで自己効力感を高め、幸福感が持続、抑うつ症状を軽減。

備考:島井哲志, 2010, 関西学院大学/Seligman et al., 2005, American Psychologist

 

グリーンマインドフル(自然を味わう瞑想)

やり方:自然の景色やお茶を味わいながら、香り・音・光の感覚に意識を向ける。雑念が出たらまた感覚に戻す。

効果:ストレス・不安を軽減し、感情調整や集中力を高める。

備考:越川房子, 2019, 筑波大学/Goyal et al., 2014, JAMA Intern Med

 

 

◾️クライエントさんの声

・ビフォー:「私って、やっぱり浮いてるんだなって思ってました」

・安心コメント:「でも“入らない”ことが、自分を守る選択だったとわかってホッとしました」

・アフター:「今は気を使いすぎず、自分のペースで関われています」

 

 

◾️カウンセラー視点

Fさんの声から感じたのは、「まっすぐな誠実さ」でした。 その誠実さを持ったままでも、ちゃんと人とつながれる。

 

「1:2:7の法則」の視点を取り入れ、自分に合った距離感を選ぶ力を整えたことが、Fさんの変化につながりました。

 

 

◾️まとめ

陰口ネットワークに入れないあなたは、決して「浮いている」わけではありません。

 

あなたの心が「これは違う」と感じたのは、思いやりと誠実さのあらわれ。

 

人と違う選択をした自分を、どうか責めないでください。

 

1:2:7の法則を知ることで、ほどよい関係の中にいる安心感を取り戻せます。 本当のつながりは、静かに、ゆっくり育つものです。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

・6 秒の声から、あなたの“判断基準”と“行動基準”がわかります。

 

・オンライン・電話でも対応可能です。

 

・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

 

 

 

#U-LaLaカウンセリング #職場の人間関係 #陰口ネットワーク #浮いてる気がする #心理学 #脳科学 #扁桃体 #前頭前野 #視感覚 #自分軸 #声紋分析 #共感疲労 #感情の整理 #セルフケア習慣 #呼吸法 #マインドフルネス #3つのよかったこと #安心感 #自己否定からの回復 #仕事ストレス #人間関係ストレス #30代女性 #40代女性 #事務職の悩み #自分を守る選択