NEWS&BLOG

NEWS&BLOG

#226 支えを求めにくい人へ:相談できる人の見つけ方

BLOG

自己肯定感・生き方の迷い

初回無料

「大丈夫?」と聞かれても、「うん、大丈夫」と答えてしまう。

 

本当はしんどいのに、誰かに頼ることが苦手で、つい一人で抱え込んでしまう。

 

そんなあなたへ。安心して“支え”を見つけられるヒントをお届けします。

 

今は、カウンセラーに気軽に相談できる時代。 その一歩が、自分の心を守る大切な選択になるかもしれません。

 

 

◾️相談者事例(Aさんのエピソード)

Aさん(40代・男性・事務職)は、職場での人間関係にずっと悩んでいました。

 

上司の顔色をうかがいながら仕事をし、家に帰っても「ちゃんとできていたか」と不安が頭を離れない。

 

誰かに話せばラクになるかもしれない、と思いつつも、 「弱い人だと思われたくない」「自分が我慢すればいい」と口をつぐんできました。

 

そんなAさんが、ある日ふと目にした「声からわかるカウンセリング」の文字に惹かれ、U-LaLaに相談してくれました。

 

◾️心理学解説(自己効力感・学習性無力感)

「相談できない」という状態には、自己効力感の低下や、学習性無力感が関係していることがあります。

 

自己効力感とは、「自分はできる」と思える気持ちのこと。

 

過去に否定された経験や、頑張っても報われなかった体験があると、 「どうせ話しても意味がない」と感じやすくなります(これが学習性無力感)。

 

でも実際には、「話すこと自体」に意味があるのです。

 

自分の気持ちを言葉にするだけで、脳は少しずつ安心モードに切り替わっていきます。

 

◾️脳科学解説(扁桃体・前頭前野・海馬)

不安や恐れを感じるとき、脳の「扁桃体(へんとうたい)」が過剰に反応しています。

 

これにより、まるで常に“緊急事態”のような心の状態が続いてしまいます。

でも、話す・書く・聞いてもらうという行動によって、 前頭前野(考える脳)や海馬(記憶と整理の脳)が活性化し、 「これは大丈夫な出来事だ」と安全に認識できるようになります。

 

だからこそ、誰かに相談することは、脳のストレス緩和にとても効果的なのです。

 

 

◾️声紋分析セクション

Aさんの声紋には、聴感覚(イエロー〜ターコイズ)が強く出ていました。

 

これは「相手の言葉をよく聞く」「場の空気を読む」といった特性を持つ方に多く見られます。

 

また、行動基準としては相手軸(ターコイズ)が優勢。

 

周囲に配慮するあまり、自分の気持ちを後回しにする傾向がありました。

 

声からも、「人の役に立ちたい」「でも自分を抑えてしまう」という心のパターンが浮かび上がっていたのです。

 

 

◾️セルフケアの提案

① U-LaLa446 呼吸法(落ち着きの呼吸)

やり方:背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くを5分繰り返す。

効果:副交感神経を高め、不安やストレスを鎮め、心拍・血圧を安定させる。

備考:丹羽真一, 2019, 福島県立医科大学/Nivethitha et al., 2016, J Clin Diagn Res

 

② “小さな成功”メモ(3つのよかったこと日記)

やり方:寝る前に今日「できたこと・よかったこと」を3つノートに書き、その理由をひと言添える。

効果:小さな達成感の積み重ねで自己効力感を高め、幸福感が持続、抑うつ症状を軽減。

備考:島井哲志, 2010, 関西学院大学/Seligman et al., 2005, American Psychologist

 

③ U-LaLa サンウォーク(日差しの中を歩く)

やり方:朝〜午前中に外へ出て、日差しを浴びながら20〜30分ウォーキング。緑のある道を選び、深呼吸しながら歩く。

効果:気分を安定させ、不安・抑うつを軽減し、睡眠リズムも改善。ビタミンDやセロトニン生成を促す。

備考:宮岡等, 2012, 日本うつ病学会誌/Zhu et al., 2023, Int J Environ Res Public Health/香山明子, 2020, 国立精神・神経医療研究センター

 

④ デジタルサンセット(スマホをオフにする夜の習慣)

やり方:就寝1時間前になったらスマートフォンやパソコンの画面を見ないようにする。代わりに、音楽や読書などで過ごす。

効果:脳が自然な睡眠モードに入りやすくなり、深い睡眠が促される。心身の回復力が高まり、翌日の集中力も向上。

備考:Walker, 2017, Why We Sleep/厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針 2014」/田中秀樹, 2021, 日本睡眠学会誌

 

 

◾️クライエントさんの声

「話すだけで、こんなに気持ちが楽になるとは思っていませんでした」

 

「否定されると思っていたけど、むしろ受け止めてもらえたのがうれしかったです」

 

「『一人で頑張らなくていい』って、初めて思えました」

 

 

◾️カウンセラー視点

Aさんは、ずっと「誰かに頼ってはいけない」と思い込んでいたようでした。

 

けれど実際には、その思い込みを手放すことで、大きな安心と気づきを得られていました。

 

心を整えるとは、「助けを求めてもいい」と自分に許すこと。

 

それが、脳にも心にも、やさしい選択になります。

 

 

◾️まとめ

誰かに頼ることは、甘えではなく“つながり”のはじまりです。

 

自分の心を守るための行動は、あなた自身の価値をちゃんと認めることにつながります。

 

あなたの声を、聞かせてください。 小さな一歩からでも、心は少しずつ軽くなっていきます。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。

 最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

・6 秒の声から、あなたの“判断基準”と“行動基準”がわかります。

 

・オンライン・電話でも対応可能です。 ・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

・▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

 

 

#U-LaLaカウンセリング #相談できない #支えが欲しい #心のセルフケア #声紋分析 #前頭前野 #扁桃体 #自己効力感 #学習性無力感 #呼吸法 #日記療法 #聴感覚 #相手軸 #オンラインカウンセリング #心を整える #男性の悩み #40代男性 #事務職の悩み #心の疲れ #相談する勇気 #一人で抱えない #カウンセリング受けてみた #心理カウンセリング #悩みの言語化 #相談は自然な行動