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第2章:声と印象 ― あなたの魅力を引き出す ⑤「声が硬い」と言われたあなたへ。柔らかい声は“安心感”から生まれる

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声紋分析レポート

初回無料

「もっとやわらかい話し方をして」

 

「声が冷たいって言われるんです」

 

そんな言葉に、ドキッとしたことはありませんか?

 

自分では丁寧に伝えているつもりなのに、どこか“きつく”聞こえてしまう。

 

悪気はないのに誤解されてしまう……。

 

それは、あなたの性格や話し方が悪いのではなく、心の奥にある“緊張”や“防衛反応”が、声に表れているだけかもしれません。

 

今回は、Jさん(女性)の声の変化を通して、「安心感がにじむ声」を手に入れるためのヒントを、心理学・脳科学・声紋分析の視点からお届けします。

 

 

◾️相談者事例(Jさんのエピソード) Jさんは40代の会社員女性。

「ちゃんとしなきゃ」が口ぐせで、仕事ではミスなく丁寧な対応を心がけてきました。

 

しかし、会議での発言や電話対応で「なんか怖い」「もっと柔らかく言って」と言われることが続き、

自分の声に自信が持てなくなってしまったそうです。

 

「気をつけているのに、どうして伝わらないんだろう……」と悩み、U-LaLaに来られました。

 

◾️心理学解説 人の話し方や声のトーンは、無意識の「自己効力感(=自分は大丈夫と思える感覚)」に影響されます。

 

心が緊張していたり、責任感が強すぎたりすると、知らず知らずのうちに声が「強め」「硬め」になってしまうのです。

 

それは「相手に伝えなきゃ」とがんばるほど、余計に強く出てしまう“防衛の声”ともいえます。

 

 

◾️脳科学解説 これは、脳の“扁桃体(へんとうたい)”と“前頭前野(ぜんとうぜんや)”の働きが関係しています。

扁桃体は「不安」や「緊張」を感じる場所で、ここが過敏になると、声のトーンや体の力みとして表れます。

 

一方で、前頭前野は感情をコントロールし、落ち着いた判断を助ける役割があります。

 

安心できる環境やセルフケアによって前頭前野がしっかり働くと、自然と声もやわらかく、温かみのあるものに変わっていきます。

 

 

◾️声紋分析セクション Jさんの声紋分析では、以下の傾向が見られました。

・判断基準:視感覚優位(ブルー〜マゼンタ/2kHz〜8kHz)  → 客観性・冷静さ・論理性が強く、理詰めで考える傾向があるタイプです。

・行動基準:社会軸(マゼンタ)  → 「みんなのために」と役に立とうとする動機が強く、無意識に無理を重ねやすい傾向です。

・顕在意識(V2)にブルー系が優勢  → 第一印象で「分析的」「冷静」と受け取られやすく、感情の温度感が伝わりにくくなることがあります。

 

このような傾向を持つ方は、声に抑揚が出にくく「硬い」「事務的」と感じられることがありますが、本来の資質は誠実で責任感が強い方が多いです。

 

声の印象は、意識と行動のバランスを整えることで、大きく変わります。

 

◾️セルフケアの提案 ① U-LaLa446 呼吸法(落ち着きの呼吸)

やり方:背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くを5分繰り返す。

効果:副交感神経を高め、不安やストレスを鎮め、心拍・血圧を安定させる。

備考:丹羽真一, 2019, 福島県立医科大学/Nivethitha et al., 2016, J Clin Diagn Res

 

② グリーンティーマインドフル(お茶を味わう瞑想) やり方:お茶をゆっくり口に含み、香り・温度・喉ごしの感覚に集中する。

効果:五感を通して今に意識を戻し、気持ちを落ち着ける。

備考:越川房子, 2019, 筑波大学/Goyal et al., 2014, JAMA Intern Med

 

 

◾️クライエントさんの声

正直、自分の声が「硬い」なんて思っていませんでした。

 

でも、呼吸やお茶の時間を意識するようになってから、朝起きたときの体のこわばりが少し減って、気持ちにもゆとりが出てきた気がします。

 

心がふっと緩んで、「まあ大丈夫かな」と思える場面が増えてきました。

 

そのせいか、少しずつ声のトーンもやわらかくなってきた気がします。

 

「なんか話しやすくなったね」と言われて、初めて「ああ、安心って声にも出るんだな」と感じました。

 

 

◾️カウンセラー視点

Jさんの声は最初、どこか力が入っていて「頑張って伝えよう」という一生懸命さがありました。

 

セルフケアを続ける中で、力の抜けた自然な声になり、「聴いていてほっとする」と周囲に言われるように。

 

声の変化は、心が整った証でもあるのです。

 

 

◾️まとめ 「声が硬い」と言われたとき、まず責めるのではなく、「心がちょっと緊張してるんだな」と気づくことが大切です。

 

あなたの声は、あなたの心の鏡です。 安心感が満ちてくると、自然と声にもやわらかさがにじみます。

 

無理に変えようとせず、心をゆるめることから始めてみませんか?

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。

最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

・6 秒の声から、あなたの“判断基準”と“行動基準”がわかります。

 

・オンライン・電話でも対応可能です。

 

・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

 

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