人付き合いが急にしんどくなる時期――40代が迎える“心の衣替え”の兆し。
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自己肯定感・生き方の迷い
初めての方
「前はもっと人付き合いが平気だったのに、最近なんだか疲れる」
そんな感覚を、ふとした瞬間に覚えることはありませんか?
40代に差し掛かると、それまで気にならなかった関係に違和感が出てきたり、誰かと会った後にぐったりすることが増えたりします。
それは、心が静かに“衣替え”を始めているサインかもしれません。
◾️相談者事例(Gさん・42歳・会社員・女性)
Gさんは42歳の会社員。
職場では中堅としてチームを支え、後輩の育成にも力を入れてきました。
もともとは社交的で、どんな人ともそつなく関係を築けるタイプだったそうです。
ところが最近、人と会うだけでどっと疲れる。飲み会も誘われるたびに気が重くなり、つい「予定があって…」と断るようになったそうです。
「こんな自分、変わったのかな」と不安になり、自己嫌悪に陥っていました。
◾️心理学の解説
このような変化は、「自己効力感」の低下と関係しています。
自己効力感とは、「自分はちゃんとできる」という実感のこと。
Gさんのように日々周囲に気を配って頑張ってきた人ほど、40代に入り自分の限界を感じ始めると、
ふとしたことで「もう無理かも」と感じやすくなります。
これは能力の問題ではなく、長年の“がんばり癖”が限界を迎えたサインです。
◾️脳科学の解説
脳の前頭前野は「考える・判断する・感情を調整する」役割があります。
人付き合いがしんどくなる時期、前頭前野が疲れてうまく働かなくなると、イライラや不安が増え、
ちょっとした言葉にも敏感に反応してしまいます。
また、扁桃体が興奮しやすくなり、相手の反応を必要以上に悪く捉えたり、「嫌われたかも」と感じてしまうのです。
これは40代に多い“脳の疲れ”のサイン。 決して性格のせいではなく、心と脳が「少し休ませて」と訴えているのです。
◾️声紋分析の結果
Gさんの声紋は、録音6秒の分析で以下の傾向が見られました。
・判断基準:視感覚優位(ブルー〜マゼンタ)
・行動基準:相手軸(ターコイズ) ・色帯域の偏り:高周波に集中し、顕在意識が過活動
ブルー〜マゼンタの視感覚優位は、「客観的に物事を見ようとする力」が強い反面、感情処理に時間がかかる傾向があります。
また、相手軸(ターコイズ)が強く出ていることから、「相手に合わせよう」と無意識に自分を抑えてきた可能性が高いです。
高周波帯域(顕在意識)の過活動は、「今どう見られているか」「失敗しないか」に意識が偏っている状態で、
心が常に緊張していることを示しています。
この組み合わせは、「人といるときに無意識に疲れる」という状態を非常によく表しています。
◾️セルフケアの提案
① U-LaLa446 呼吸法(落ち着きの呼吸)
やり方:背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くを5分繰り返す。
効果:副交感神経を高め、不安やストレスを鎮め、心拍・血圧を安定させる。
備考:丹羽真一, 2019, 福島県立医科大学/Nivethitha et al., 2016, J Clin Diagn Res
② U-LaLa “小さな成功”メモ
やり方:寝る前に今日「できたこと・よかったこと」を3つノートに書き、その理由をひと言添える。
効果:小さな達成感の積み重ねで自己効力感を高め、幸福感が持続、抑うつ症状を軽減。
備考:島井哲志, 2010, 関西学院大学/Seligman et al., 2005, American Psychologist
◾️クライエントさんの声(Gさん)
前は人付き合いがそこまで負担じゃなかったのに、40歳を過ぎたあたりから、人と会うだけでどっと疲れるようになってきて。
「なんで急にこんなにしんどいんだろう」って、自分でもびっくりしていました。
毎日誰かに気を遣って、仕事も家のことも「ちゃんとしなきゃ」と思って動いていたけど、
ふとしたときにエネルギーが切れたみたいに、疲れが一気に出るようになったんです。
本当は、もう限界だったのかもしれません。
でも、「ちゃんとしないと」「嫌われたくない」って思い込んで、自分のしんどさに気づけませんでした。
カウンセリングで「それ、前頭前野が疲れてるかもしれませんね」と言われて、
はじめて「そうか、脳が疲れてるのか」と思えました。
呼吸法と“よかったことメモ”をやってみようと言われて、最初はピンとこなかったけど、
5日目くらいで「朝の気持ちが違う」と気づいたんです。
モヤモヤしていた頭が少しずつ晴れてきて、「私、がんばりっぱなしだったんだな」って気づけたことが、すごく大きかったです。
今は、呼吸するときに「大丈夫」って心の中でつぶやくようにしています。
これからも、自分のペースで整えていけそうな気がしています。
◾️カウンセラー視点
Gさんは、感覚としては「まだがんばれる」と思っていたようですが、脳と声は静かに疲れを伝えてくれていました。
呼吸を整え、思考の流れを「本来の自分」に戻すことで、自分にとって必要な距離やリズムを自然に取り戻せたのだと思います。
◾️まとめ
人付き合いが急にしんどく感じられるのは、心が次のステージに進もうとしているサインです。
決して「変わってしまった」のではなく、「本来の自分に戻ろうとしている」だけ。
セルフケアを通じて、少しずつ自分の気持ちに余白ができてくると、「本当はこうしてみたかったな」という気持ちにも気づけるようになります。
最近気になっていたカフェに行ってみる。
映画を観に行く。
ちょっとした「してみたいこと」を、同僚や後輩、家族に声をかけて一緒に楽しんでみる――
その小さな一歩が、「人といること=しんどい」から「人と一緒にいても、自分を大切にできる」感覚へと変わっていきます。
あなたの心にできた“ゆとり”が、新しいつながりと、やさしい時間を運んできてくれますように。
◾️U-LaLa カウンセリング案内
・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。
・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。
最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。
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