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仕事のミスが頭から離れない ― 失敗は“次の行動”のためのデータです

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仕事・キャリアの悩み

「あの時、あんなこと言わなければよかった」「また同じミスを繰り返したらどうしよう」

 

失敗したあと、その出来事が頭の中をぐるぐると回り続けて止まらない。眠ろうとしても、ふと思い出して心臓がドキッとする。

 

そんな経験、あなたにもありませんか?

 

今日は「仕事のミスが頭から離れない」という悩みを抱えるSさんのお話から、失敗との向き合い方を一緒に考えていきます。

 

 

◾️相談者事例(Sさんのエピソード)

Sさんは39歳、独身で一般事務の仕事をしています。

 

几帳面で責任感が強く、頼まれたことは完璧にこなそうと頑張るタイプ。

 

ある日、同僚に送るはずの資料を間違えて取引先に送ってしまいました。

 

大きな損失にはならなかったものの、社内で注意を受け、「もう社会人として失格なんじゃないか」と強く自分を責めてしまいました。

 

それ以来、集中しようとしても頭のどこかで「あの失敗」が浮かんできて、仕事にも身が入りません。

 

 

◾️心理学の視点:自己効力感と“学習性無力感”

人は何かに失敗したとき、自分の能力を信じられなくなることがあります。

これを「自己効力感の低下」と呼びます。

また、何度も失敗が続くと、「どうせ自分なんて…」という無力感が染みついてしまうことがあります。

これが“学習性無力感”と呼ばれる状態です。

Sさんのようにまじめで努力家な人ほど、たった1回の失敗でも「自分には価値がない」と思ってしまいがちです。

でも実は、失敗は「学びの入り口」。感情にフタをせず、丁寧に見つめることで“次の自分”へとつながっていくのです。

 

 

◾️脳科学の視点:前頭前野と扁桃体のバランス

脳には「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という、未来を考えたり計画を立てたりする部分があります。

一方で、「扁桃体(へんとうたい)」は不安や恐怖に敏感に反応する場所です。

ミスをしたとき、まず扁桃体が「危険だ!」と反応し、その情報が前頭前野へと伝わります。

ところが、不安が強くなりすぎると、前頭前野の働きが鈍くなってしまい、「次はどうしよう」と考える力が落ちてしまいます。

そのため、「失敗から立ち直れない」と感じるのは、あなたの意思が弱いからではなく、脳のしくみによる自然な反応なのです。

 

 

◾️声紋分析から見るSさんの傾向

Sさんの声を6秒録音して声紋分析を行ったところ、以下の傾向が見られました。

・判断基準:視感覚(ブルー系)

・行動基準:相手軸(ターコイズ) ・色帯域の特徴:高周波が優位(顕在意識が活性)

ブルー系が強い人は「客観的で冷静」、そして「完璧を求めがち」な傾向があります。

また、相手軸が強いと、「自分のことより相手を優先して動く」傾向があるため、ミスが「人に迷惑をかけた」という感覚でより強く心に残ります。

Sさんは“ちゃんとしなきゃ”という思いが強く、自分を休ませるタイミングがわかりにくくなっていたようです。

 

 

◾️セルフケアの提案

① U-LaLa446 呼吸法(落ち着きの呼吸)

やり方:背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くを5分繰り返す。

効果:副交感神経を高め、不安やストレスを鎮め、心拍・血圧を安定させる。

備考:丹羽真一, 2019, 福島県立医科大学/Nivethitha et al., 2016, J Clin Diagn Res

 

② “小さな成功”メモ(3つのよかったこと日記)

やり方:寝る前に今日「できたこと・よかったこと」を3つノートに書き、その理由をひと言添える。

効果:小さな達成感の積み重ねで自己効力感を高め、幸福感が持続、抑うつ症状を軽減。

備考:島井哲志, 2010, 関西学院大学/Seligman et al., 2005, American Psychologist

 

 

◾️クライエントさんの声

最初は、ただただ「やらかした…」って思ってて。

でも呼吸をゆっくり意識して、“よかったことメモ”を書きはじめたら、気持ちが少しずつ落ち着いてきて、朝もスッと起きられるようになりました。

「私はダメな人間なんかじゃなかった」って、ちゃんと気づけたことが、すごく安心につながりました。

 

 

◾️カウンセラー視点

Sさんの声からは、責任感の強さと「まわりに迷惑をかけたくない」という優しさが伝わってきました。

だからこそ、“失敗”をただのダメな出来事として終わらせず、「次の自分に活かせる感覚」に整えていくことが大切でした。

 

 

◾️まとめ:失敗は「未来の自分」へのヒントです

失敗した自分を責めたくなる気持ち。誰にでもあります。

でもそれは「あなたが真剣に向き合ってきた証」です。

必要なのは、“できなかった自分”ではなく、“これからできる自分”を見ること。

その一歩を、今ここから始めてみませんか?

 

 

◾️U-LaLaカウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。

 最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

・6秒の声から、あなたの“判断基準”と“行動基準”がわかります。

・オンライン・電話でも対応可能です。

・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

 

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