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イライラしやすくなった私へ それは性格ではなく、心が発している兆しです。

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メンタル症状・不安/抑うつ

「最近、ちょっとしたことでイライラしてしまう」「優しくしたいのに、言葉がきつくなる」。

 

そんなふうに自分を責めていませんか?

 

その感情は、あなたの中にある“疲れ”や“がんばりすぎ”からのサインかもしれません。

 

この記事では、実際の相談者のエピソードをもとに、心理学・脳科学・声紋分析の視点から、イライラの奥にある“こころの声”を一緒に紐解いていきます。

 

 

◾️相談者事例(Dさんのエピソード)

Dさん(29歳・人材開発会社勤務)は、いつも笑顔で穏やかな性格だと周囲から思われていました。

 

でも最近、職場での些細なやり取りに苛立ちを感じたり、家に帰ってからパートナーにきつい口調であたってしまうことが増えてきました。

 

「自分ってこんなに怒りっぽかったっけ?」「こんなんじゃ、チームに迷惑かけちゃう」と自責の思考がぐるぐるして、夜も眠れない日が続いていたそうです。

 

◾️イライラの背景にあった事実

Dさんは、職場では常に周囲の空気を読みながら動き、家ではパートナーに気を配る毎日を過ごしていました。

 

休む間もなく気を張っていた結果、「ほんのひとこと」に敏感になり、怒りっぽく感じるようになっていました。

 

実際は、怒りではなく「もう無理」「誰か気づいて」と言いたい心のサインだったのです。

 

 

◾️心理学の視点から(自己効力感の低下と感情の二次処理)

私たちが「怒り」や「イライラ」を感じたとき、それは一次感情(本当の感情)ではなく、「悲しさ」「寂しさ」「不安」などが変化した“二次感情”であることが多いのです。

 

Dさんのように責任感が強く、周囲に気を配る人ほど、「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」という思いが強くなりやすく、心が疲れたサインに気づきにくくなります。

 

その結果、「自分はできていない」という思い込みが強まり、自己効力感(自分にはできると思える感覚)が低下。気づかないうちにイライラという形で噴き出してしまうことがあるのです。

 

 

◾️脳科学の視点から(扁桃体と前頭前野の関係)

イライラしやすくなる背景には、脳の扁桃体と前頭前野の働きのバランスがあります。

 

扁桃体は、危険や不快なことにすぐ反応する“脳のアラーム”のような場所です。

 

一方で、前頭前野は「これは本当に怒るべきこと?」「ちょっと休もうか」とブレーキをかけてくれる“理性の司令塔”です。

 

しかし、疲れがたまるとこの前頭前野の働きが弱まり、扁桃体のアラームが鳴りっぱなしの状態になります。

 

Dさんの場合も、過労や睡眠不足でこのバランスが崩れていたと考えられます。

 

 

◾️声紋分析から見えたこと

Dさんの声を6秒録音した声紋分析では、「視感覚(ブルー〜マゼンタ)」の帯域が過剰に強く、「聴感覚(イエロー〜ターコイズ)」が低下していました。

・視感覚優位(ブルー〜マゼンタ): 「全体を見て考える」「つねに先回りして考える」「ミスに敏感で完璧を求める」傾向

 

・行動軸:社会軸(マゼンタ) 「みんなのために頑張る」意識が強く、自分の本音を抑えやすい傾向

 

このような状態では、“今この瞬間の自分”の気持ちよりも、「こうあるべき」という思考が優先され、気づかないうちに自分を追い詰めてしまいます。

 

 

◾️疲れのセルフチェックリスト(簡易)

・ 朝起きた瞬間から、すでに疲れている感じがする。

・ 何もしていないのに、ため息がよく出る。

・ 「休みたい」と思うのに、「まだ頑張れる」と自分に言い聞かせてしまう。

・ 人と話すときに、優しくなれない自分に落ち込む。

・ 頑張っているのに、ちょっとしたことでイライラする。

・ 休みの日も「何かしなきゃ」と落ち着かない。

→ 3つ以上当てはまる方は、“心の休息サイン”かもしれません。  これは弱さではなく、がんばってきた証です。

 

 

◾️セルフケアの提案

U-LaLa446呼吸法(落ち着きの呼吸)

やり方:背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くリズムを、5分程度繰り返す。

効果:自律神経(副交感神経)を高め、心拍や血圧を安定させる。不安や緊張を和らげ、イライラを鎮める。

備考(エビデンス): 片岡ら「腹式呼吸と自然呼吸の相違による自律神経系への影響」(2005年,日本保健医療行動科学会誌) 佐野ら「リズム性運動による中枢セロトニンレベルの変化」(2002年,北陸大学・科研費報告)

 

U-LaLa “小さな成功”メモ(3つのよかったこと日記)

やり方:就寝前に「今日できたこと・よかったこと」を3つ書き、その理由を一言添える。

効果:自己効力感・自己肯定感の向上。ポジティブ感情の増加と抑うつ症状の軽減。

備考(エビデンス): 海保ら「感謝日記の継続が幸福感と学習モチベーションに与える影響」(2021年,BMC Psychology/立命館大学) 島井哲志「ポジティブ心理学の展開」(関西学院大学・2010年)

 

◾️クライエントさんの声

 

職場でも家でも、気づけばずっとピリピリしていて、正直、自分がこんなに疲れてたって、ちゃんと気づけていませんでした。

 

上司の何気ない一言や、パートナーのちょっとした態度にイラっとして、「私こんなに怒りっぽかった?」と落ち込む日々でした。

 

カウンセリングで「それは怒りじゃなくて、心のサイン」と言われて、初めてホッとした気がします。

 

毎晩、446呼吸と“よかったことメモ”を続けてみたら、朝の気持ちが少しずつ軽くなってきて、夜も少しずつ眠れるようになりました。

 

呼吸を整えながら、あらためて自分の内側と向き合う時間ができて、「私、ずっと頑張りっぱなしだったんだ」と、ようやく気づけた気がします。

 

 

◾️カウンセラー視点

Dさんは、最初は「性格の問題かも」とおっしゃっていました。

 

でも、声紋や呼吸の状態から、脳が“緊急モード”に入っていることがわかりました。

 

セルフケアを始めて3週間ほどで、「最近、前よりも人にやさしくできるようになった気がします」とご本人の言葉に変化が表れました。

 

加えて、朝に10分だけ外を歩く習慣と、夜のスマホ時間を減らして眠りを優先する意識を取り入れていただいたことで、脳の回復リズムが整いやすくなりました。

 

今では「仕事と自分の境界線をつくる」ことを意識できるようになり、「休むこと=前に進むための力になる」と受け止められるようになったご様子です。

 

 

◾️まとめ

最近、「怒りっぽくなったかも」と感じるのは、性格の問題ではなく、心と脳からの「ちょっと休んで」のサインかもしれません。

 

小さなセルフケアの積み重ねが、あなた自身を守る力になります。

 

あなたの毎日が、少しでも穏やかでありますように。

 

 

◾️U-LaLa カウンセリング案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。

最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

・6秒の声から、あなたの“判断基準”と“行動基準”がわかります。

 

・オンライン・電話でも対応可能です。

 

・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

・▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

 

 

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