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母性は女性だけのものじゃない 男性にも必要な受け止める力

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仕事・キャリアの悩み

「ちゃんと教えてるのに、どうして伝わらないんだろう」。

 

そう感じたことはありませんか?

 

職場での育成や指導において、相手が思うように動いてくれないと、苛立ちや無力感を抱くことがあります。

 

でも、その奥にあるのは「わかってほしい」「伝えたい」という、まっすぐな思い。

 

今回は、38歳・営業企画責任者のDさんの体験を通して、「受け止める力=母性」が男性にも必要な理由を探っていきます。

 

 

◾️相談者事例(Dさんのエピソード)

Dさんは、今年から新入社員の育成を任されました。

 

企画職として経験も実績もあり、「論理的に教えれば伝わる」と信じていました。

 

けれど、実際には指示通りに動かない部下や、すぐに落ち込んでしまう若手たちに、次第に苛立ちを感じるように。

 

「なんでそんなこともわからないんだ」「甘やかしたら成長しない」。

 

そんな言葉が、ふと頭に浮かぶ自分に、Dさんは戸惑いを覚えたといいます。

 

 

◾️心理学の視点から

人が他人を育てるときに必要なのは、「自己効力感(やればできるという感覚)」を育むことです。

 

しかし、相手を急かしたり、結果ばかりを求めたりすると、逆に学習性無力感(どうせダメだと思い込む)を強めてしまうことがあります。

受け止める力、つまり まずはそのままの相手を認める力が、土台になります。 これは、いわば母性のようなあたたかさです。

 

 

◾️脳科学の視点から

人を安心させるために働くのは、脳の前頭前野と扁桃体の関係です。

 

指導や育成の場面で、叱責や否定が続くと、扁桃体が過敏になり、脳は緊急モードに切り替わります。

 

そうなると、前頭前野(考える力・判断する力)は働きづらくなります。

 

逆に、安心できる言葉やまなざしを向けることで、扁桃体が落ち着き、前頭前野が活性化され、相手の考える力が戻ってきます。

 

 

◾️声紋分析から見るDさんの傾向

Dさんの声紋には、視感覚(ブルー〜マゼンタ/冷静・直感・客観)の帯域が多く出ていました。

 

一方で、聴感覚(イエロー〜ターコイズ/対話・共感・協調)が少なめ。

 

行動軸は「社会軸(マゼンタ)」が強く、組織や全体の成果を優先する傾向が見られました。

 

これは、論理や正解を重視する一方で、感情に耳を傾けることへの負荷を抱えやすい状態とも言えます。

 

◾️ワンポイントアドバイス

指導の前に「今、相手はどんな気持ちだろう?」と、ひと呼吸おいて想像してみてください。

 

そのワンクッションが、相手にとっての「安心の入り口」になります。

 

 

 

◾️セルフケアの提案

U-LaLa446呼吸法(落ち着きの呼吸)

やり方: 背筋を伸ばし、鼻から4秒吸う → 4秒止める → 口から6秒吐くリズムを、5分程度繰り返す。

 

効果: 自律神経を整え、扁桃体の過活動を鎮める ・イライラ・不安の軽減

 

備考: 片岡ら「腹式呼吸と自然呼吸の相違による自律神経系への影響」(2005年,日本保健医療行動科学会誌)

 

 

ポジティブアファメーション

やり方: 鏡を見ながら、「今のままでも大丈夫」「一つずつでいい」と声に出してみる。

 

効果: ・自己否定の思考をやわらげる ・自己受容感を高める

 

備考: 有光興記「コンパッションとウェルビーイング」(日本心理学評論,2021年)

 

 

◾️クライエントさんの声(Dさん)

正直、自分がこんなに力んでたって、気づけなかったです。

 

毎日呼吸と、アファメーションの言葉を続けていたら、朝から部下に話す声が少しだけやわらかくなっていました。

 

受け止めていいんだって思えたら、自分の中の焦りも落ち着いてきて、ちょっとだけ部下の言葉を待てるようになりました。

 

 

◾️カウンセラー視点

Dさんは最初、育てる=正しく導くことと思い込んでいました。

 

でも、声の中にある社会のためにという強い思いと向き合いながら、まずは相手の今を受け止めることの価値に気づいていかれました。

 

その後、Dさんは話す前に深呼吸することを日常に取り入れ、部下との雑談も増え、チームの雰囲気がやわらかくなったと話してくださいました。

 

 

◾️まとめ

受け止める力=母性は、女性だけのものではありません。

 

相手を丸ごと受け入れることは、自分自身にも優しくなる第一歩です。

 

小さな深呼吸からでも、関係性は変わっていきます。

 

 

◾️U-LaLaカウンセリングのご案内

・U-LaLa(うらら)では、心理学・脳科学・声紋分析を組み合わせたやさしいカウンセリングを提供しています。

 

・2025年8月より一般社団法人 日本認知・行動療法学会(CBT学会)会員として活動を開始。

最新エビデンスに基づく認知行動療法(CBT)を中心とした支援体制を強化し、“根本改善”を加速します。

 

・6秒の声から、あなたの判断基準と行動基準がわかります。

 

・オンライン・電話でも対応可能です。

 

・初回は無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

 

▶ ご予約・詳細はこちら https://www.human-dream-labo-kokoro.com/

 

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